【Webオンリーイベント作品】「ディストピアの王」の色々な考察【宴の準備はOKか?】

※この記事は、2023/06/25(日)に開催された「ディストピアの王」二次創作Webオンリーである「宴の準備はOKか?」で出店した際に書いたものです。

※プレイ済み前提の内容ですので、がっつりネタバレがあります。ご注意ください。

オタクという生き物は、考察が好きである。

たとえ公式で特に意味がない要素についても、ファンの間で考察して盛り上がることに楽しさを感じる。

この記事はディストピアの王に出てくる色々な要素を取り上げ、投稿者が勝手に考察をしていくという至ってシンプルな内容となっている。

暇つぶし程度に読んでくれると嬉しいです。

1.服装や見た目について

①印我桐久の銀髪

印我桐久は作品の冒頭で髪色をメレと同じ銀髪にします。以前「李京のハピエン後の桐久は、黒髪に戻るんじゃないだろうか」という内容を目にして、テンションが上がった記憶があります。

あの荒廃した世界ではヘアカラー剤なんぞないでしょうから、その可能性は極めて高いと思います。

しかし、気付いたことがあります。

この投稿者、実は印我桐久が大好きで、以前ブリーチをして銀髪にしようとした経験がある。その際に言われたのは「最低でも2回はブリーチ入れないと銀は入らない」というもの。渋々ブリーチ1回で別の髪色にしました。

本題はここから

ブリーチをして気付いたことがあるが、脱色すると髪は「金髪」になる。

そのため、桐久の髪色が抜けるのであれば「黒」ではなく「金」になるということだ。

つまり、銀は脱色しないと入らない上記の情報を踏まえると、李京ハピエン後の桐久は限りなく「金髪の印我桐久」になる可能性が高い。

もちろん、年月が経ち髪が伸びたら黒に戻るだろうが、その前に必ず金髪になるだろう。

その証拠?としてなんだが、「ディストピアの王」の冒頭では「金に近い銀色」という表現が出てくる。

金髪桐久、ぜひ一度拝みたいものですね。FD待ってます。

②印我桐久の服は全身でいくらか

これは以前匿名ツールでいただいた内容です。面白かったのでもう一度考えてみたいと思います。

彼の服は最先端のブランドものであると、作中分かっています。また李京は見ただけで理解し、霞丁水明が分かっていない際には「知らないのか?」といった内容から、相当有名なブランドであることが推察されます。

なんか色んなデザインが施されたジャケット、皮のトップスとボトムス、ブーツ、ファッションが分からない私でも悲鳴が上がる値段だと思います。

最初は「全身で50万ぐらいじゃない?」とか言っていましたが、「余裕で100超えてる」という声が多数。んなバカな。調べてみよう!

世の中に存在している、誰もが名前を耳にしたことがあるブランドの革の服を調べてみたところ、相場は50~100万

は?

というと、トップスだけで100の可能性もあるってことか。怖いですね~どちらにせよ、全身で100は軽く超えてそうですね。

レザーのズボンも相場は50~70万、ブーツは20万前後、ジャケットもものによりますが50万程度・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・。

トップスとボトムスが100万とすると、総額170万・・・・・200万超える可能性も余裕でありますね。

・・・・・・・・・こ、こわ・・・・車かな?

それはそうとして、なんであんなエロエロ服選んだんですかね?無意識?スターだから?

2.世界観について

①トウキョウトはどうやって「水」を調達しているのか

真相を知って疑問に思ったこと、それはトウキョウトはどうやって水を調達しているかということです。

トウキョウトはドームの中です。ゆえに雨も降りませんし、海もフェイクです。

しかし、彼らはシャワーを浴び水を飲み水責めをする。

ということは、我々同様、容易に水を調達できると推察される。

もしかすると水を「一から」作っているのかもしれませんし、ドーム外から汲み上げているのかもしれません。常に雨が・・・・でも物質的に飲んで大丈夫だろうか、そこは技術で・・・・・・なんとか・・・・(自信無)

しかしユグドラシルの正体、外の真相は博士たち上層部しか知らない事実ですし、それをインフラで活用するのはあまりにリスキーな気もする。ということは、やはり「作っている」ほうがしっくりくる。

みなさんはどう思いますか?

②土岐と小町

印我、鍬刀、群紗木、霞丁、菟針、色んなカッコ良くて珍しいどころか見たことすらない苗字がたくさんあります。

もしかすると「こんなに凝った苗字には理由があるかもしれない」と疑うべきなのかもしれませんが、私はあまり気になりませんでした。それが「土岐」や「小町」といった、慣れ親しんだ苗字が混ざっているからです。

でも真相を知った今、感じ方は変わりますね。彼ら、我々の生き残りなのではないでしょうか。特に小町はその色が強い気がする。小町ってお前、小町・・・・・いるぞ普通に。

余談ですが、雨鯉くんや九銛さんのような「天気」にちなんだ名前がいることで、余計に上記の苗字についての違和感が薄れますよね。製作者の遊び心で難しい名前にしたのかと思いました。

③ユグドラシルはどのように位置情報を把握しているのか

私は電気や物理に関しては全然詳しくないのでただの憶測でしかありませんが、ユグドラシルはどのように人々の行動を追跡しているのかが気になります。

水明ルートでラブホテルに逃げた際、ユグドラシルの電波をジャミングする装置があると言っていたことから電波が関係していることは分かりますが、どのように追跡しているんでしょうか。

印我くんたちが腕につけていた未来のスマホもどきかと思ったんですが、それは流石にクソガバ追跡になってしまうので却下と言えます。では、どうやって・・・・?え?だって人まで識別するんでしょう?どうやって・・・?

服に装備系はないとして・・・・・考えられる可能性としては・・・・・う、埋め込み・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・。

深追いはやめておきましょう。世の中、知らなくていいこともあるんです。

3.何故印我桐久は人々を惹きつけるのか

印我桐久の魅力については何度か書いたことあるが、再度書かせてほしい。

ディストピアの王というゲームをすると、高確率でプレイヤーは印我桐久という男に対し「なんだァ!?こいつは!」と驚く。

それもそのはずで、そもそもBLゲームの主人公は良くも悪くもクレイジーであるが、どこか「相手に合わせる柔軟さ」を持ち合わせている。

もちろん自分の「色」は持っているが、それ以上に攻略対象が「濃い」ので、混ざり合うような協調性を持ち合わせていたり、攻略対象によって主人公の「色」が変わるように見える。

一方、印我桐久という男は全体的に白いが、どんな色を注ごうとしても決してその色に染まらず、我が道を突っ走る男、BLゲーム、否、BL作品では大変珍しいキャラと言えよう。

どの攻略対象もCPというよりは、「印我桐久と○○」がしっくりくるような関係性を築いているように思える。桐久が彼に染まるのではなく、彼が桐久に惹かれて隣を歩いている、そんなイメージ。伝わる?分からない?フィーリングでお願いします(滅茶苦茶)

なぜ印我桐久という男は、ここまで攻略対象もプレイヤーも惹かれて止まないのでしょうか。

彼は実行力があります。

思いつくが無茶だと人々が思い、実行できないようなこともやってのけます。

たとえば、庵士とのライブ、半左との薬の一件、水明との同棲、李京は・・・・色々あり過ぎて・・・・・実行力があるのに李京刺さなかった李桐というCP燃える・・・・・

それはさておき

そんな彼の行動力、自信、一度決めたことはやり抜く信念の強さ、いずれも我々社会人が求められるものの中々手にできていないものではないでしょうか。

彼を見ていると元気づけられますし、自分も頑張ろうとなりませんか?

そういった意味では、プレイするたびに元気になるゲームだと言えます。

そんな彼に会いにゲームを起動し、プレイするたびに彼に惹かれる。プレイヤーが惹かれる理由はここだと思います。

攻略対象の場合は色々あると思いますが、やはり傲慢でも輝く彼に惹かれている人は多いと思います。それはキャラの言動にも出ていましたね。

みなさんは彼のどこに惹かれましたか?

私は見た目に惹かれました。

ここまで読んでくださりありがとうございました。少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。

その他、当サイトはデ王の感想を数多く掲載しておりますので、よろしくお願いします。

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それではみなさんまた