【壊れた主人公】「CAGE-CLOSE-」感想【共通冒頭部分】
どうも、玲威夜です。
今回は初のCAGE-CLOSE-感想記事です。
当方OPEN→CLOSEの順番でCAGEをプレイしております。
前回、CAGE-OPEN-の感想一覧は下からどうぞ
【燃え尽きたプレイヤー】「CAGE-OPEN-」感想【矢ヶ崎ルート】part3
※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
クッッッッソ楽しみやが?
檻を開けて檻を閉める。ついにCLOSEをプレイするときがきました。
読んでくださってる方はご存じかと思いますが、当方気になった男からプレイしていくスタイルで、このCLOSEには大本命の男がいます。
斎木様
斎木様~~~♡♡お待たせ致しました!斎木様に出会えること、心から嬉しく思いますゆえ・・・・一番最初に攻略させていただきます♡よろしくお願いします(*^▽^*)童貞罵りよろしく!
CLOSEの予備知識としては、ゲーム参加者側であったOPENとは異なり、紺野くんがゲーム主催側の視点で話が進んでいくことです。そのため、冒頭時点で既に違う展開を迎えると思いますので、非常に楽しみです。
では、プレイしていきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
!!!?!?!?
イラストが変わってる!?
初っ端驚いた
OPENからCLOSEになって明らかにイラストが変化しています。おp・・・おっぱげた!
OPEN同様、熊沢で目を覚ます紺野くん。なんかこの感じ、久しぶりだね!
前回は目を覚ました後、矢ヶ崎やら九条やら他メンバーと顔合わせをしますが、今回は彼らの姿はなく、参加者モブくんたちに金は持ってないかと暴行される紺野。
早く家に帰りたいと思った紺野は無我夢中で走ったところ、とある場所にたどり着きました。それは運営のアジト(?)です。
九条ルートの際に登場していた建物なのでプレイヤーはすぐに分かりましたが、紺野は知るわけもなく、中に入ろうとします。
そんなこんなでアジトがバレそうになったためかキバ太郎から連行され、斎木と石松、キバ太郎たちに囲まれる紺野
その際に紺野はモニターに自分の家、そして妹が映っていることに気付きます。そして、石松から「(行動次第で)しわ寄せは家族に行くかもな」と言われたことで、紺野はブチギレます。紺野くんは家族が大事なので、家族に危険が迫ることに対し、並みならぬ怒りを感じているようです。
怒りに狂っている紺野ですが、ここでゲームのルール説明アナウンスが流れます。ルールの内容に関してはOPENと全く同じです。
怒りのあまり逆に冷静だった紺野もちゃんとアナウンスを聞いているようですが、ここから少しまずいことになります。
初日のゲームを終えた紺野はそのまま家近くの電柱へ登り、例の監視カメラがないか探します。運営のモニターを見てしまったことで、自分の家が盗撮されていると分かった紺野は「カメラをはずさないといけない」と慌てている様子
次の日には警察を呼び、家族の前で「監視カメラがついている」「自分は変なゲームに参加している」「そこでカメラを見た」と公言してしまいます。
あっ
前回、紺野は「家族に心配させたくないから」と、ゲームのことはどのルートでも最後まで一切口にしませんでした。
今回は石松から「お前の行動によっては家族に被害が及ぶ」と言われたことでかなりの恐怖心を抱いているので、紺野からすれば家族を守るための行動、つまり監視カメラをはずしたいと考えたわけです。そこで彼らに味方になってもらえるよう、みんなの前で公言したという流れです。
もちろんこれはルール違反(他人にゲームの話をするのは一切禁止)ですし、ペナルティが課せられます。
紺野くん、おそらくここのルール忘れちゃっているんですよね。結構ルール多いですし、冷静だったとは言え、OPENに比べて明らかに動揺していますから、もうなんだか冷静な判断が出来ていないんだと思います。
家族を守るためとは言っても、あんないつ手を出してくるかも分からない敵を前に、家族や警官の前でべらべら喋るのは結構まずい。
まあ、これも部外者の私だからそう思うんでしょうがね。当事者の気持ちを理解できるわけがない。
前回は登場しなかった「ペナルティ」
ゲームの話を聞いた者を処分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
え?
紺野家族みんな聞いてたよこれ。まずいよ。
紺野も事の重大さを理解し、絶望している様子
公言した夜、ゲーム時に紺野は例の建物へ連れていかれ、目の前で昼に紺野宅にやってきた警官が殺されます。本当に自分の家族もやられると焦った紺野くんは「何でもする」と言ったことで、斎木から「ならもう1人の警官を24時間以内に殺してこい」と言われます。
紺野宅にやってきてゲーム云々の話を聞いていたのは、紺野家族と警官2人です。1人は殺されてしまったので、もう1人を見つけ出して殺せってことですね。初っ端やべえことになってて草も生えない。
自分の過ちや斎木様や石松からの敵意、そして牧の助言などの影響から、これ以上面倒ごとを増やさないためにも自分が有利な状況になるよう、思考することを始めた紺野くん
OPENではこのような考え方はあまりしていなかった印象なので、もうこの時点でオープン紺野とクローズ紺野で思考の差が出ています。もっと差を出していけ
警官を殺さなければ家族が死ぬ
そんな不安を抱えた翌日
家族の優しさに胸を痛ませながらも、朝、交番へ下見に行いきます。例の警官を発見して会話をすることでまた良心を痛ませ、その後出勤するも同僚の来栖から顔色の悪さを指摘され休めと言われ、早退した直後に電話がきます。相手は誰でしょう
『大衡』
でたな大衡
ちなみに同僚の来栖こと茜ちゃんもCLOSEで攻略出来ますし、紺野くんの親友でもある大衡くんも攻略出来ます。
個人的に斎木様の次に気になっている男で・・・・え!?そ、そんな!まさか私が斎木様に浮気するわけないでしょう!!私の心は斎木様のものです!!!ええ!!!!まだ斎木様攻略していませんけどね!!!!それとこれとは別です!!!!
大衡が電話してきた理由は「明日飲み会しないか?」という誘いでした。なんという偶然・・・・明日、ということは、紺野くんが決断を下した後の話です。なんという偶然・・・・偶然?偶然なんだろうか。だって大衡・・・・ねえ?彼、おそらく大衡製薬の坊ちゃんでしょ?関係ないとは思えない。何かの意図を感じる。
大衡に押し切られる形で飲み会の約束をし、すぐ連行される紺野
あれ?今日早くない?大体退勤した後に誘拐されるから19時ぐらいだよね?まだ15時だが?あれ?紺野さん?そろそろ警官のアレ、実行しないとまずいんじゃないですか?ゲーム最中は実行できませんよね?
ゲーム最中も虚無の紺野。参加者に因縁をつけられ暴力沙汰に巻き込まれそうになった際も逃げる一択。本人は「こんなことしている暇はない」と考えております。それはそう。紺野くんはそれどころじゃない。
このような環境下なので、彼はゲームの様子を間近で見ているにも関わらずどこか他人事のように思えており、ゲーム自体には全く興味ないようです。それどころじゃないもんな君は。
逃げた先にいたのは
O P E N 組
ああああああああああ!!!懐かしい!!!!つっても昨日までプレイしていましたけどね!!!!懐かしい面々・・・・
どうやら彼らは4人で協定を組んでいるようで、保身派のようです。吉本がこの協定組むのは意外ですね。新田がいたからかな?
でもまあ、なんだろう・・・・このシーン、ちゃんと4人がいるスチルが用意されているんですけど、すんごい複雑な気分になる。
案の定、吉本は紺野に襲い掛かるし、九条さんはそれを止めるし・・・・・冷静に考えて、吉本の一撃を腕で止める九条さんヤバくない?やはり吉本vs九条みたいので、そこんところよろしくお願いします(私情)
このシーン、新田は「権藤に似てる紺野をガン見」だろうし、吉本は「ポチと似てるから遊びたい」だろうし、九条は「紺野君紺野君紺野君紺野君」だろうし、矢ヶ崎は・・・・・や・・・・・・・・
あ゛あ゛あ゛ああああ゛あ゛ぁぁぁ・・・・・・・・・
や、やがさ・・・・・・・・・・・・・やがさ・・・・・ぐぅ・・・・・・・・・く、くそ・・・・まだ矢ヶ崎デストロイ後遺症が抜けてねえ・・・・・・き、きつ・・・・・・・・・・く、くそ!これが巷で噂の「矢ヶ崎の呪い」か。おのれ、矢ヶ崎。絶対許さん。リメイクで勘弁してやろう(私利私欲)
ゲーム終了後、いつものごとく家の前に放置された紺野ですが、自分の家の前にキバ太郎たち、正確には彼らの中身がいることに気付きます。彼らは『何か』を持っており、何をしているのか問うと「15分後に仕事があるから」と答えます。
15分・・・・・・・・・?
(^o^)
紺野も彼らが言っている「仕事」の意味を理解し、死ぬ物狂いで走りだしました。このシーン、新たな歌詞付きBGMがめちゃくちゃ緊迫感を演出していて燃えました。あといつものごとく文章ね。文章がいい。
平凡な幸せを願う彼と、その幸せがぶち壊されそうになる演出。たまらない。これだからBLゲームはやめられないってばよ。
交番に行くと、例の警察がいました。「今朝も会いましたね」とあいさつ、勝手に仮眠室の台所に侵入し、包丁を盗む紺野。警官は「また酔っているんですか?家族の方呼びますね!」と、紺野が酔っていると勘違いしている様子(監視カメラ云々は酔っ払いの戯言という解釈をされているため)
殺せるのか紺野くん、君に人は殺せるのか・・・・・
紺野くん、ここから覚醒してどんどん思考回路が「警官を殺してもいい」と肯定するほうへと進みます。
キバ太郎だって人を殺している世の中バレてないだけで悪さをしている奴らもいる俺が一人殺すのは別に大したことではない脅迫されて殺すだけだしそもそも警官だって賄賂だのなんだの貰ってるこの人は貰ってないかもしれないけど連帯責任高校生の頃警官に殴られた俺は悪くないのにこんな奴ら殺しても罪にはならない
紺野「(死ね死ね死ね死ね死ね)」
包丁でめった刺し
キバ太郎から「確認する」と言われ止められた際にも「クソクマか」と思っている様子で、
紺野「はは、はははへ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
覚醒紺野きましたね
OPENの際には某エンドで覚醒紺野きましたが、CLOSEは序盤から既に覚醒してしまうんですね。
警察官を殺してしまった紺野は、興奮状態からいきなり放心状態が続いたかと思うと、我に返ったのか深夜の町を走って帰ります。
殺したときの臭いや光景が忘れられず、でも誰にも姿を見られたくない一心で、吐きながら走ります。
帰宅後、寝ても悪夢で起床一発目ゲロという地獄。もちろん会社は休みますし、家にいても放心状態で部屋から出ようとしません。
紺野くん、確実な殺意があったわけではなく、あくまでも「脅されて」殺したわけなんですが、いざ殺すときは「明確な殺意」があった、もっと言うと「明確な殺意を生み出した」あの描写がめちゃくちゃ上手いと思いました。
で、殺した後はその「生み出した一時的な殺意」は消えるので、罪悪感で魂が抜けていると。いや~~~~・・・・・これ・・・・・今までプレイしたゲームって「明確な殺意がある」か、そもそも殺しに慣れているキャラだったので、こんな描写無かったんですよね。一般人が殺人を犯した第一歩を描写するの上手すぎ。
ちなみに、紺野くんは「一人殺したから、もう何人も殺しても変わらないんじゃないか」と考えていますが、リアルですね~~~0から1が一番壁でけえからですね、もう過ちを犯したから変わらない「犯罪者」になったから、数がどうなろうが変わらないと思っていますね。
でも個人的な考えとしては、0から1もそうですが、「自分の命以上の数を奪った」という点では「2人」からがやべえと思っています。独り言なので聞き流してください。
そんな最悪なコンディションで迎えた大衡との飲み会
彼は決して紺野の秘密に詮索はしてきませんが、明らかに体調が悪く、精神的に参っている紺野の異変に気付いています。
紺野曰く大衡は「人の変化を見破ることに長けている」らしく、そんな彼を目の前にして自分の体調の悪さを隠し通せるはずもありませんが、紺野が拒絶すれば、それ以上踏み込んでこないところを見ると大衡の優しさを感じます。
大衡と飲み会の約束をする電話の最中、紺野は「俺が何をしても友人でいてくれるか」と聞いた際に「何があっても俺はお前の味方」と言っていますが、それに関しては安心していいかと思います。ええ、あ!私、まだ大衡くん攻略していませんよ?攻略していませんけど、もう分かるんですよ。はい、彼、九条さんといい勝負すると思います。でも多分普通に殴るか薬漬けにしてくるタイプの奴
・・・・・・・・・・・・・・。
CAGEたのしみ!(現在進行形)
大衡と別れた後、目を覚ますと屋内であることに気付きます。無論、夜なのでゲーム会場だとは思いますが・・・・・見たことないですねこの背景。また新しい場所でしょうか。
すると、ここでキバ太郎を連れた斎木様登場。彼曰く「紺野がやらかした」とのこと。
え?紺野くん何かした?大衡にゲームのことは話していませんし・・・・・もしかして以前会話した「犯罪者になっても友人でいてくれるか」云々のこと?
ここで紺野くんは、この場所に大衡がいることに気付きます。どうやら2人して気絶させられ、この会場へと来た模様。詳細を聞いてみると、どうやら大衡くん、飲み会の後に「紺野の後をつけてきた」らしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・。
まあ、あれよ。あまりにも元気がなく死体みたいな顔をしている上、犯罪者云々の話をして、詳細を話さないなんて絶対おかしいじゃないですか。でも紺野は頑なに口を割らないから、心配して後をつけてきたって話ですよ。それ以上でもそれ以下でもない。大衡がやべえ奴なんて、そんな!そ~~~~~んなわけないじゃないでしょう!!ははっ・・・・・
目を覚ました大衡は斎木様へ「このゲームはお前の父親は知っているのか」と問います。何やらゲーム云々を知っている前提で話を進めていますね。
OPENの時点で、このゲーム会場が薬の開発という建前で立ち入り禁止になっていること、遊園地を「大衡製薬」が買い取っていることから、大衡もこのゲームの存在に関わる人物であることは確定なんですが、彼はどんな立ち位置なんでしょうね。ゲーム参加者っぽくはなさそうですが、ゲームの運営側なのでしょうか?それともまた別の・・・・第三勢力?
そんなことを言っていると「パァン」というSEが響き渡りました。なんだろう、すっげえ嫌な予感がする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
大衡が撃ち殺されましたね
脳みそ出てる・・・・・え?マジか。え?何がって?BLゲームって他ルートで攻略対象をなるべく殺さない暗黙のルールがあるように感じたので、こんなあっけなく、攻略対象が脳みそぶちまけてスチルありで死ぬ結末って初めてなんですよね。これが「CLOSE」か。本当に容赦がない。
斎木様「このゲームも立派な接待だ、クソ野郎」
接待・・・・?斎木様の父上・・・・・なんだ・・・・?まだ全然分かんない!
あと、あれですね。撃ち殺した後に事実を述べる感じが、最高に「CAGE」っぽくて好き。どこまでも合理的で容赦のない斎木様に童貞はひれ伏すしかありません。
どうやらここから「斎木ルート」へ分岐したようです。斎木ルートの表示が出ています。
様々なシーンで斎木様の顔を思い浮かべていたところ、無事分岐することに成功しました!やったね!
ということは、もし誰にも分岐しないような選択肢を選んでいると、ここで紺野も一緒に撃ち殺されて終わってしまうということでしょうか。大衡と一緒に紺野も殺されるなんて、まるで大衡ルートみたいだなあ(洗脳された者の末路)
それでは斎木様と一緒にラブラブになろうと思います!!!!こうご期待!!!!!!
ということで、今回の感想記事は以上となります。読んでくださりありがとうございました。
本当はもっと書こうと思っていたんですけど、丁度斎木様ルートに分岐したので、いったんここで区切ろうと思った次第です。
正直、大親友である大衡を撃ち殺した斎木様と結ばれる結末が全然見えないんですが、この予想出来ないからこそ楽しさが出る。そうだろう?
未プレイ勢は僕と一緒にハラハラ、既プレイ勢はニチャニチャしてください。
それではみなさんまた
P・S それはそうとして、殺された警官かわいそう
善人を殺して主人公を闇堕ちさせる感じが容赦なくてラブデスっぽい(偏見)