NO,THANK YOU!!!感想【各ルートまとめ】
どうも、玲威夜です。
先日、無事ノーサンを全てクリアしました。今回は、ノーサンの全体まとめ記事となっておりますので、よろしければ読んでみてください。
ノーサンの感想一覧は下からどうぞ
『NO,THANK YOU!!!』
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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
1.ストーリーについて
このゲームはいわゆる「真相ルート」というものが存在していません。ですので、特定キャラの攻略解禁条件がないので、気になった男性から口説けます。口説くっつーより尻が揉める。
どのように真相が分かっていくかというと、まず初回ルートで完全に真相が分かっていない状態からはじまり、そのルートの正規ENDへ到達する頃には主人公の秘密が大体明るみになっています。
そして、次の別キャラルートで「初回ルートではスキップされていた場面」というものが随時追加となり、情報を照らし合わせることで真相を把握していきます。
このシステムは初めてだったんですが、結構楽しかったですね。
主人公のハルくん、初回ルートではただのアホキャラなんですが、次のルートになると時折かなり黒いことを考えていたことが判明します。
初回ルートでは、この「黒い部分」が全てスキップされるのでマイルドですが、次の攻略キャラから一気に「チュートリアルは終わりです^^」という宣告のように怒涛の真相ラッシュが始まります。こわいやめて
僕がプレイした際の攻略順としては、「博之→マキ→乾→琉」だったんですが、個人的に博之は一番最初に攻略して大正解だったなと思います。その理由は、後ほど登場する「各ルート感想」で述べるので少々お待ちを
そもそもこのゲーム、誰一人として「恋人」になりません。
通常BLゲームはハッピーエンド時に恋人関係になるのが王道ですが、一切ないです。もっというなら「恋愛」していません。そうですね、「Boys Love」ゲームではなく「Boys SEX」ゲームです。すみません、適当に考えました。
それぐらい「恋愛要素」がすっぽ抜けており、男の子たちが性欲全開のセックスをしているゲームだと思ってください。
あとは、全ルート共通して言えることなんですが、本当に慈悲がないです。強いて言うなら、琉ルートで少しマイルドになったかな?という感じですが、それにしても慈悲がないです。ドライもドライ
ぱっと相手を殺し、主人公ハルは何事もなかったかのように、または多少胸を痛めていますが「どうせ忘れる」と割り切る後味すっきりの苦み
その救いのなさにプレイヤーは嘆くかもしれませんが、現実志向のノーサンテイストを考えると一貫性があって僕は好きです。
そういった「救いのなさ」に耐性がない人は、中々きつい作品かもしれません。
2.エロについて
実は、こう見えて僕は男性向けのエロゲをプレイしたことがありません。有識者曰くノーサンのエロは「男性向けエロゲ」に近いようです。
いやあ~~~~凄かったです。男性向けのエロゲってこんな感じなのかとしみじみ思いました。
私事なんですが、BLゲーム生活の1番手がスロダメだったんですけど・・・・スロダメはノーサンの真逆で「女性向け表現」ガン振りなんですよ。その後デ王をプレイしたんですけど、その際も「結構直接的な表現が多いな」と思っていたんですよ?思っていたんですけどね?
ノーサンはその比じゃないです。
多分「スロダメ→ノーサン」とプレイしていたら、あまりの真逆表現ラッシュで脳みそがバグっていたと思います。そのぐらい直接的でマニアックなエロ、表現が多いです。
例えば、汗や精液の臭いを報告してくれますし、アナルを掘る際も部位の名前も事細かに書いてくれます。
他ゲームだと「いいところ」と表現する場面で思いっきり「前立腺」と書いてくれます。まあ、こんなの序の口なんですけど
主人公のハルくん、おそらく体臭や汗、汁などが大好きみたいで、セックス前にシャワーなんて論外という同感出来る性癖を持っています。そのため、汗をかいた際の男のパンツ事情を説明、フェラ時には味も教えてくれます。正直、あまりにも具体的過ぎる実況にエロとしてはなくお勉強として読んでいました。賢さが10上がりました。
この直接的な表現もそうなんですが、全体的にリアル志向なので、攻略したい彼が包茎だったり黒かったりします。
女性向けで皮被ったちんこと遭遇するとは思わなかったので嬉しかったですね。ありがとう
そして、エロの頻度。これがヤバい。今までプレイしてきたゲームの中でダントツ多かったです。
感想記事でも書いたんですが、平気で5分後に次のエロが始まります。5分ですよ?バグってますよ頻度
あ、言っておきますけど「前戯→本番」じゃないですよ?「本番→別シーンの本番」で5分ですからね?おかしい。それは聞いてない。
そんな特盛エロ定食のノーサンでは、1キャラルートの全スチルに占めるエロスチルの割合が7割程度あります。
なので、BLゲームでおなかいっぱいエロを食べたい人にはもってこいのゲームです。
(※情緒は保証しません)
3.システムについて
これまたマニアックなノーサンは「体毛ON/OFF」機能が搭載されております。いや草
体毛があるBL作品って少ないと思うんですが、なんとノーサンはデフォルトでONになっております。しかし、マニアックな性癖だと製作者側も理解しているようで、ちゃんと消せるという配慮。全キャラのスチルに体毛差分が用意されており、かなりこだわりを感じる。
そして、ノーサンには黒沢琉という眼鏡キャラがいるんですが、彼は「眼鏡ON/OFF」機能があります。ほんま草
私自身眼鏡フェチはないんですが、眼鏡フェチからすると「濡れ場で外すのは邪道」らしいです。
分かりますよ。僕も本番で服は脱がないでほしい人間なので、せっかくの眼鏡キャラなのにそれをなくすのは論外ってことですよね。
もちろんこちらにも差分スチルが全て用意しています。
極めつけはフェラ時に口に出すか顔に出すか、セックス時に外か中か・・・・精液くんのゴール地点を選べます。神ゲーですね。
余談なんですが、ほんまここで性癖出ますよね。まあ、僕はフェラ時には必ず顔にぶっかけていたんですが口が滑った
あとは、フェラや本番時にBGMとして喘ぎ声が流れます。こちらもON/OFF機能があり、ONにすることで絶え間なくエロを摂取出来ます。
よろしければONでプレイ願いたい。頭がバグるんで
4.各ルート感想
それでは、ここから各ルートの感想を書いていきます。
<博之ルート>
ダントツで初心者向けです。
先ほど「恋愛はない」と言いましたが、彼のルートは一番それに近しいです。おそらく年齢もハルと近いので、友人から恋人になるBL王道ストーリーに似た燃えを得ることが出来ます。
また、ハルのボケにちゃんとツッコミを入れ、仕事方法も丁寧に教えてくれる優しいお兄ちゃんなので、プレイ中に心がぴりぴりすることもありません。
BADENDも他に比べれば多少マイルド(マイルドとは言ってない)
真相から一番遠いポジションにあるので、エグい展開は少なめです。
若干の恋愛要素、エグ展開が少なめ、ハルに対して優しい
以上を踏まえ、一番最初にプレイしたほうがいい初心者向けのキャラだと感じました。
性格も正義感に溢れ、良くも悪くも融通が利かない男の子です。そんなところが可愛い。
ノーサンは合理的で物事を割り切る人間が圧倒的に多いので、博之のような計算ではなく感情で動くキャラはレアですし癒しです。
また、彼は童貞なんですが、素晴らしいほどの完璧童貞です。ええ、そうです。私は童貞鑑定士です。彼の童貞っぷり、非常に感動しました。
女性のおっぱいを見つつも口には出さない、シコティッシュは人に見られる前にエロ本と一緒に隠す、終始不器用、包茎を利用した皮オナニー、オナニスト博之
余談なんですが、なぜライターの方はここまでオナニーについて詳しいんでしょうか。驚きましたよ。リアル過ぎてずっと一人で笑っていました。
博之可愛い
<正規END>
龍也の仇をハルが打った後、ハルを追ってきたひろしを見逃してキスをして去るENDです。
ノーサンをプレイして一番最初にたどり着いた正規ENDなんですが、EDが流れた際には思わず「えっ!?終わり!?」と言ってしまいました。それぐらい突発的に終わりますし、通常ならある「HAPPY」部分が抜けています。
雨の中、頭に銃口を突き付けられるも結局撃たない相手。
そんな相手とキスした後、紆余曲折を経て恋人同士・・・
というのがありがちな展開だと思いますが、そんなことは一切ありません。
ハルはまた博之と出会うことはあるのでしょうか。そのキスを最後にもう会えないかもしれませんね。
しかし、こういう展開が大好きな僕からするとただのご褒美でした。ありがとうございます。
また、先ほども言った通り、博之は感情的で優しく、困っている人がいれば誰でも手を差し伸べますが、実は彼のルート、誰一人として助かりません。
兄が家出した五十嵐、母親と離れ離れになってしまった夢歩・・・・どちらも博之が助け、結果的にはHAPPYに見えますが、結局五十嵐は母親を殺し、母親と一緒に住むことになった夢歩は、またも母親から虐待を受ける生活へとなります。
なんという皮肉。自分が良しとしてしたことでも結果的には報われないことをNO,THANK YOU!!!は教えてくれます。
これもまた人生
<BADEND>
・博之殺害END
正規ルートであった拳銃を博之に突きつけ、フラグをへし折らなければ分岐します。
何でも信じる純粋無垢な博之に対し、ハルは「怒り」を覚え、そんな都合のいいことばかり起こらない世の中の辛さをそのまま博之にぶつけます。
ハルも撃った後は死体となった博之を後にそのまま去ります。少し後悔もしていますが、時間がたてば忘れると割り切っているのもハルらしさ
ノーサンは無慈悲でドライなんですよ。博之を殺したからといって悲しみも嘆きもありません。
あるのは博之の死体のみ
そんなENDです。
・ハル死亡END
殺された龍也の仇を取りに敵アジトに乗り込んだハルが死亡するENDです。
これは博之殺害ENDに比べ、かなり「悲しみのあるEND」となっております。一般的に想像つくBADENDはこちらです。
致命傷を負ったハルが死ぬ直前に見た光景は、号泣している博之とその様子を見ている他メンバーです。要するにハルはみんなに看取られるわけです。
他ENDに比べるとハルが幸せに死ぬ展開なので、かなり報われる。
本人が死ぬのに「報われる」なんておかしいかもしれませんが、それほどこのゲームには慈悲がないと思ってください。
ちなみにハルが死んで泣いてくれた唯一の人物が博之です。優しいね。
<琉ルート>
ハルを道端のうんこを見るような目で見てくる彼との恋愛、想像がつきませんでした。実際、彼のルートでは一切恋愛しません。
琉は妹の行方を追っており、その犯行はハルの組織のものだと知っており、その一員であるハルに交渉するため体を差し出すといった「手札」としてのセックスです。いやあ~~~~すげえ合理的。プライドもあるだろうにそれを捨ててでも確実な方法を取るのが実に琉っぽくて好き
この眼鏡マジでデレない。そこが好き
琉は作中「博之よりも優しい」としてハルから優しい認定をもらっています。
確かに博之も優しいですが、琉のほうが「総合的に考える」印象が強く、自分の立場もわきまえている印象でした。
何でもかんでも足を突っ込んで報われるとは限りませんし、琉も「自分が干渉すべきではない」と思うと手を引いていましたね。そういった考える力が彼にはありました。
その皮肉と言ってはなんですが、琉の正規ENDは一番HAPPYENDに近く、博之ルートでは叶わなかった「五十嵐」と「夢歩」の双方が救われる展開となります。
やはりノーサンは人生というものを教えてくれるゲームかもしれない。
<正規END>
ハルに「妹を解放してくれ」と頼み、後日夢歩とまゆげ(ハルが飼っていた猫)を引き取り、2人と1匹で暮らすENDです。この作品の中で一番きれいなENDと言っても過言ではないです。
妹が「作品」にされていたことを知っても「解放してほしい」と願う琉と約束を果たすハルの関係も最高に好きですし、それを手紙と券で証明する最後も感動して泣きそうになりました。
ですが・・・・やっぱり会わないんですね。
でもいい。それがいい。それがエモい。分かるかお前ら
自分の時間ややりたいことを犠牲にし、妹のために行動していた琉ですが、一連の結末を知って「自分が今出来ることをする」と考え、夢歩ちゃんを引き取った展開は熱かったですね。
彼女、母親の元に帰れば虐待、施設にいればセクハラ、その施設に居続ければ「妹を買い取った人物」に引き取られた挙句、おもちゃにされるというどう足掻いても報われない展開が待っていますので、唯一の逃げ道がこのENDです。
そう考えるとほんま慈悲なさすぎやろこのゲーム。どうなってやがる。
<BADEND>
・琉殺害END
「作品」にされていた妹を動画で見てしまった琉がおかしくなってしまい、そんな姿を見たくないハルが琉を殺害するENDです。
ハルは冷徹でプライドが高く、己を見失わない琉に憧れ、そんな姿がカッコいいと思っています。
その男が「誰でもいいから殺してくれ」なんて喚き出したら幻滅しますよね。それで頭を撃つと。いや、慈悲なさ過ぎて草
そもそも長年追っていた妹があんなことになっていたら狂うのが普通だと思うんですがそれは。正規ENDの琉が強過ぎる。
気高き眼鏡、黒沢 琉・・・・カッコいい
・ハル死亡END
琉にはめられたハルが死亡するENDです。
というのも、琉の妹を「作品」にしたであろう人物がいるんですが、「琉が彼に拉致された」とハルに思わせます。ハルは琉にゾッコンなので、危険を冒しても助けに行きます。
実際、ハルはその人物を殺し、その際に負った傷が致命傷で命を落とすんですが、これは全て琉がハルを陥れるために仕組んでいたことでした。
この出来事の前に、琉はハルにお手製の携帯ホルダーをプレゼントしているんですが、そこにデータを埋め込んでおり、仮にハルが琉を見捨てて組織へ戻っても組織の場所が分かりますし、こうして実際に助けに来た場合は妹の仇を取らせれるわけです。流石琉、頭がいい。
ここではハルの優しさがさく裂し、「琉には手を汚してほしくない」という気持ちから「妹はどうしてる?」と問われた際には「自分が犯して殺した」と噓をつき、麻酔銃で琉を眠らせ、自分は出血多量から死亡するといった流れですね。
本当のことを隠すことも自分が嘘をつくことも怒った琉に麻酔銃を撃つハルの心境を考えると中々につらいENDです。
しかし、最後は綺麗な景色を見ながら眠っている琉の横顔を見ながら死ぬという、ある意味幸せな最期だったのかな?と思えるENDでもあります。博之のBAD時と同じような類の幸せさです。
慈悲がない一面もありますが、なんだかんだ言ってハルは優しいですね。
<マキルート>
店長兼料理長兼殺し屋マキちゃんです。
あのハルが「真っ向から戦ったら負けるかも」と弱音を吐くぐらいには戦闘力がカンストしています。
彼、実はハルが来た当初からハルが殺し屋だと見抜いました。え?見抜いててあんなノーリアクションだったの?それは草
その上、彼は銃マニアであり、「買えるから買った」ぐらいの感覚でライフルやらサブマシンガンやらなんやら持ってます。元々の戦闘力と武器が相まって敵のアジトに乗り込んだ際には無双していました。これが流行りの俺TUEEEですか(2013年発売)
マキは終始無口ですし、何を考えているか分からない宇宙人みたいな人だったので、あのハルに同情してしまいました。そんなことある?
ハルからすると「尊いものをたくさん持っているのにそれを大事にしようとしない、気付こうとしていない」と思い、終始イラついている描写がありますが、ルートによってはハルの説得でマキの考えが変わり、そこが胸アツポイントの1つでした。
余談ですが、僕はプレイ当初マキに走ると思っていました。
でも博之の童貞パワーに負けちゃった
<正規END>
龍也の仇を取った後、データが欲しいハルと一線を交わし、データを入手したハルに「また会いに来い」と言って別れるENDです。
これは非常に良かったですね。あの無口で自分の感情を述べないマキちゃんからこの言葉が出たと思うと、ハル同様プレイヤーも泣きそうになりますね。
ハルがまたマキと会うことはあるんでしょうか。それが語られないのもまたノーサン特有のエモさがあって好きです。
唯一ハルと同等かそれ以上の戦闘力を持っているため、無論拳を交えたアツゥイ展開があります。これこれえ!!!これを俺は待っていたんだ。拳で語られる友情、最高に好きなんです。
まあ、普通は友情じゃなくてLOVEのはずなんですけどね、初見さん
龍也の仇を取る際には、敵に同情するレベルで凄まじい戦闘力を誇っており、一瞬で蹴散らしていましたね。狭い室内で乱射し、そこから逃げようと思って外へ出るとマキから狙撃されるというどう足掻いても死亡END
みんな死ぬしかない
<BADEND>
・マキ死亡END
一戦交えた結果、マキがハルに敗れるENDです。
この際、ハルは恐怖を無くすために薬を打っていますので、いつも以上に慈悲がないです。
本当はマキが優勢でハルに銃口を向けているんですが、撃つ間際にハルに何かを言いかけ、その隙を狙ってハルが銃口をマキに向け、そのまま撃つといった流れですね。
なんという・・・確かに映画やアニメでこういったシーンはよくありますし、僕も「いや、こんな悠長に話していたら殺されるだろう」と夢も何もないツッコミをしているんですが、実際隙を突かれるとこうも慈悲の無さを感じるんですね。勉強になりました。
何度も言いますが、ノーサンはリアル志向です。それはこういった場面でも適応されます。
むしろ「ご都合展開」を極限まで省いている心意気、拍手したいですね。僕もご都合展開はかなり冷めてしまう人間なので、このぐらい攻めてもらって全く問題ないです。
しかし、このシーンでは珍しくマキの死体スチルがありますので、他ルートに比べ悲しみは強いです。
「言いたいことは相手を殺した後に言え」と死体のマキに言うハルの説得力と皮肉が相まって、プレイ後は自分の思考がぐちゃぐちゃになり、結果出た言葉が「ほ~~~ん・・・・」でした。
ほ~~~ん・・・・
・ハル死亡END
先ほどとは打って変わって、マキと戦った結果ハルが死亡するENDです。
こちらは結構あっさりめで、ハルが「ヤバい」と思った時にはもう終わりといった感じでしたね。
このEND前に優勢を取ったハルがマキを撃つか否かフラグで決定出来るんですが、撃つのをやめればマキと和解してハピエンに分岐するわけです。
そうですね、マキもハルに慈悲があれば手を引いてくれるわけです。しかし、それをやめないとマキはあっさりハルを殺すわけです。
う~~~~ん、いい!!!!それでこそノーサンだ!!!!!
マキルートでは、他ルートではないアツゥイ戦闘が見れるので、非常に面白かったです。
<乾ルート>
個人的に一番マニアックかつエグい真相に最も近いルートだと思っています。
彼のルートがなければ中級者向けだと思っていましたが、このルートでレベルが上級者向けへとアップしています。
乾浩一、本当におっさんなんですよ。
BL作品に登場する「おじさん」ってダンディな女性ウケが良さそうなキャラが多いんですが、んなことないです。本当に面倒見がいいただのおっさんです。
あと、乾ルートが一番ドエロい気がするんですが、私の気のせいでしょうか。確かちんちんにバターか何か塗ってシコりますよね?もうあのシーンで、精液とバターの臭いが混ざってヤバそうだなと一人で考えていました。
おっさんを縛ってケツを突き出させる、剃毛プレイ、唾液や汗やなんやらといった液体が混ざりあうプレイ、シャブギメプレイetc….本当に挙げだすとキリがないぐらいにはマニアックです。いや本当に
面倒見のいいおっさんであることには変わりないですが、自分の目的を果たすためなら薬を製造して売りさばくといった手段を選ばない合理的な部分もあります。うんうん、そうだね。そうじゃないとハルの組織には勝てないね。
初めてのおっさん受けBLゲームでしたが、我ながら初っ端ハードなものを引いたなと思いました。
でもやっぱり俺はおっさんを普通におっさんとして尊敬したいわ
縛ってアナル舐めてちんぽバターでぬめぬめさせる趣味ないな
という分析結果が出ました。ご確認ください。
<正規END>
ハルと対峙し、シャブギメセックス後、おっさんが挑んでくることを期待し、そのままハルが見逃してくれるENDです。
正規ENDとは思えないほどのエロでした。シャブ漬けガンギマリセックスってどうよ。もうおっさんぶっ壊れてアヘッてたじゃないのどうなってんのいや好きだったんだけどさ
ハルほどのデカい組織にもう一度歯向かおうなんて普通思いませんが、おっさんはハルの「何もかも諦めたような言動」が気に食わないようで、いずれぎゃふんと言わせてやろうと目論んでいるみたいですね。
乾の息子はハルの組織に攫われているので、一瞬「ハルが乾の息子なのでは?」と思いましたが、そんな簡単な展開にノーサンが持っていくわけありません。実際はハルが殺しています。
しかもそれを逆手に取り、おっさんがハルを締め上げた際には、ハルが乾の息子のフリをして隙を作るといった「あ、やっぱりノーサンだわ」展開に持っていきます。本当にブレないなあ
最後のハルの無邪気な顔も可愛かったんですが、それよりもその前にあったシャブキメアヘアヘセックスの余韻が抜けなかったよ俺は。
<BADEND>
・乾殺害END
シャブギメセックスの後、もう一度薬を打つことで「致死量」となってしまい乾が死ぬENDです。これもハルの行動をフラグへし折って止めなければ起こってしまいます。
正直、プレイ当初は「慈悲がないなあ」と思っていたんですが、まだ救いはあります。だって乾は楽に死ねますからね?
シャブ漬けにしてアヘアヘ言わせてもう一度シャブ突っ込ませて殺すなんて・・・・18禁じゃないとできませんよ。というより、BLゲームでこの展開がくると思わなかった。
他ゲームでもシャブENDは見てきましたが、一番リアルでエグさを感じましたね。だから慈悲どこ?
いやでも本当にこのENDはアレに比べれば慈悲があるんだって(以下ループ)
<乾作品END>
お ま た せ
恐らくこのゲームのトラウマ要因である極悪BADENDです。
何がやべえかってもう色々やべえんですが、構えていないプレイヤーにいきなり突っ込んでくることですね。
大体の極悪BADENDって「構えさせるための流れ」があるんですよ。
例えば、通常他ゲームでは「今から〇〇をするよ」と宣言してくれたり、監禁部屋からスタートしたり、拷問行為を経て最終的にヤバい要素を突っ込んできたりと、「教えてくれるor徐々に慣れさせる」といった処置をしてくれるんですが、このゲームにそんなもん
ないです。
たすけて
顔のパーツを全部エグられ筋肉がなくなり皮だけとなってしまったダルマ人間が延命装置に繋がれている展開がいきなりくるんですよ?しかもお次は脳みそや臓器系の「改造」ときた。もう俺のSAN値は残っていない。
まあ、唯一の救いは、この状態の攻略対象キャラを殺して救ってくれることなんですけどね。
いやあ、しかし、それでも「目玉があったであろう場所」を抉る展開は聞いてなかったですね。おかげで一日中気持ち悪かったですし、今も思い出して少し気分が悪いです(蘇るトラウマ)
なので、こんな状態になるまで遊ばれてから殺されるよりも、先ほどのシャブ漬けで死んだほうが100倍マシだし慈悲があるってわけですね。はい。もう見ませんこのEND
・・・・・・・・・・・・・。
慈悲ってなんだ?
というわけで、以上がノーサンの感想まとめ記事となります。読んでくださり、ありがとうございました。
いやあ~~~~予想の5倍長くなってしまって申し訳ない。読んでて大変だったんでしょう?俺も書いていて腕が痛くなった。
ここではまだまだ書けていないノーサンの燃えポイントはたくさんありますし、実際にプレイしないと分からない慈悲の無さやロスなどが多くあります。
このゲームは読者の方からおすすめされたんですが・・・・・まあ~~~~~よくわかってんじゃん・・・もうプレイしていて何度「俺のこと殺そうと思ってんだろうな」と実感したことか。ご安心ください。あらゆる方面からめった刺しくらいました。ありがとうございます。
「フラグへし折りゲーム」や「真相ルートがない」といった初要素がたくさんありましたが、非常に楽しかったです。
何度も「エロがすごい」と言いましたが、普通にストーリーは面白いです。特にご都合展開が苦手な人は好きだと思います。
逆に「BLはラブラブじゃないとやだ!」という人は向いていません。多分、ギリ博之で殺されるかと思います。
さて、色々書いてきましたが、今回で制作会社paradeのことが分かってきました。有識者曰く、ノーサンはまだ序の口っぽいので・・・・え?これで序の口?幕内とかどうなんのこれ?もしかしなくても私死にます?
というわけで、また未来殺されることを期待し、今回の記事はこの辺で
またお次のBLゲームでお会いしましょう
それではみなさんまた
P・S この世には素晴らしいBLゲームがたくさんある。
色んなメーカーのBLゲームをプレイすると、自分の視野が広がっていくのがよくわかる。
BLゲームを通して人間性と性癖がどんどん改造構築されていく