NO,THANK YOU!!!感想【琉ルート】part2
どうも、玲威夜です。
琉ルート感想part２です。
前回、ノーサン感想一覧は下からどうぞ
『NO,THANK YOU!!!』
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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
これまで博之、マキ、乾と攻略をしてきたんですが、共通するラブラブイベントがありますね？そうです、夏祭りです。
琉も例外ではなく、オーダーメイドの浴衣を頼み、夏祭りに誘います。お分かりかと思いますが、黒沢琉という男は終始冷たいので（特にハルに対しては）、一緒に祭りなんかに行ってくれないわけです。
しかし、流石のハルもそこは理解しているようで、必殺技を出します。それが、夢歩ちゃんです。
全ルートで共通話として登場する「五十嵐兄貴救出計画」と同じポジションにある「隣人母親探し」に登場する少女です。実際は母親に虐待を受け、施設に預けられている状態なんですが、お母さん大好き夢歩ちゃんが施設を抜け出して家へと戻ってくるんですよね。その母親こそがハルの隣に住んでいるわけです。
夢歩ちゃん・・・・ハル命名「チビ」は、一時期ハルの部屋で琉と共に面倒をみていたんですが、その後施設へと預けられました。今回、夏祭り大作戦というわけでハルが施設から連れてきた模様
琉はとても面倒見が良い上にチビのこともかなり気を遣っていました。
彼女本人が来て「３人で夏祭りに行こう」なんて言われたら、琉は断れないんですね。
その後、３人でお祭りに行くんですけど
マジで平和
基本彼氏とイチャつく夏祭りデートですが、チビがいることで圧倒的にデートではなく「おでかけ」になります。可愛い。自分が遊んでいるものがBLゲームだと忘れるぐらい和やか
祭りの後、チビを施設に連れ戻しますが、そこの施設長が怪しい人物の模様
BLゲーム、養護施設長、主人公が「怪しい」と感じる
フルコンボだドン！
ぜってえロリコンじゃん小さい子大好きじゃんもちろん歪んだ意味で
え？ということはですよ？チビは母親の元へ帰れば虐待を受けますし、施設に行ってもロリコン親父からセクハラを受けてるわけですか？
・・・・・・・・・・・・。
マジでこのゲーム救いねえな。慈悲はないですか？ないです。
そして帰宅する２人
あっ、そうそう。この夏祭りデートでは絶対セックスシーンがあるんですけど、まだないんですよね。そらチビを置いて男２人で盛りあうのはまずいですからね。
でも、もうチビを送って２人ですね？ああ、了解です。セックスですね。これで来なかったら驚きます。
なぜでしょう、プレイ当初は唐突なセックスシーンで驚いていたのに、今ではむしろなかったら驚くぐらいの領域にまで達してしまいました。これが成長ですね。
余談なんですが、BLゲームで遊んでいると本当に柔軟な対応力というものが身に付きます。
もしこの中で「どうしても突発的なことに迅速に対応出来ない」と悩んでいる方がいらっしゃいましたら、BLゲームおすすめですよ。基本、突発的なことしか起きない上にその状況下で判断を委ねられますからね。状況を把握する能力も向上します。BLゲームってやっぱり最高ですね。
あ、ちなみにちゃんとこのあとしっかり青姦しました。ノルマクリア
やっぱり浴衣青姦は最高やな！男のロマン！！！
・・・・・・・・・・なんか間違ってる気がする。
さて、琉ルートもいよいよ終盤
そろそろ本格的に正規ルートとBADENDに分岐することでしょう
ハルはいつも一方的に琉についてきて一緒に帰宅するんですが、この時は琉の元に電話がかかってきます。琉のリアクションからして深刻そうですが、琉はハルに「先に帰れ」と言います。
もしかして、ノーサンボタンすかァ～～～～～？？？？
NO,THANK YOU!!!フラグくん「おまたせ」
知 っ て た
絶対ここが運命の分かれ道
ハルは「琉についていく！！！！」と駄々こねて聞かない様子。ここでフラグをスルーすると素直にハルは帰宅し、折ると意地でもついていく分岐となります。
一見後者のほうが正しいように見えますが、実はハルは琉に「なんでもいうことを聞く券」というものを渡しており、琉はそれを使用して「帰れ」と言っているシーンとなります。
この「なんでもいうことを聞く券」はハル自らが作成し、琉がご飯などを作ってくれた「お礼」として渡しています。
要するに後者は「自分から言い出した約束を守らない」ということになり
BADENDです。
ですよね・・・・あ、僕、実はばっちり折りました。え？だってフラグを折れば「駄々こねハルが大人しく帰る」かと思ったんだもん。そうだよ、そっちの予想をミスったわけだよ。まさかそのまま貫き通すとは思わないじゃん・３・
「約束を守らなかったからBADENDになった」と言いましたが、これが直接的な要因にはなっていません。しかし、最終的に琉はハルを騙し、ハルは死亡します。
ここから琉ルートの真相や根元にある話をしていきます。
琉には妹がいました。数年前に行方不明になり、琉はずっと妹の行方を追っています。
ん？どっかで聞いたことありますね。乾のおっさんも行方不明になった息子を探していますよね？その乾の元で働いている琉・・・・そして、乾の息子を攫っていたハルの組織・・・・
あっ
ピース揃いましたね。
そうですね、琉の妹もハルの組織に連れ去られたわけです。ああ・・・そういう・・・
琉は既にハルの正体には気づいていたようで、妹に近付くためにハルを・・・ということは、ハルに体を許したのはつまり「手段」だったと・・・・・・
BLじゃねえこのゲーム
でもそこが好き
僕、以前に「恋愛ではなく合理的な関係から成るセックスが好き」って言ったことがあるんですけど、まさにこれです。そうそう、こういうの。俺が好きな「BL」はこういうやつよ。最高よ。
この冷徹眼鏡、最後までハルに「恋愛感情」や「媚」は一切抱きませんし、しません。最高。それでこそ黒沢琉なのだ。
ツンデレより圧倒的ツンツン派の僕からするとまさにご褒美。性格で言うと一番好きなんだよな琉
真相が分かったところで、正規ENDのお話をしていきます。
約束を守り「一旦家に戻る」とそのまま琉の家へ直行します。こちらは正規ENDなのでハルも特に利用されることもなく、セックスを果たします。やったね！！！
あ、みなさん知ってます？BLゲームって正規ENDに分岐すると激しいセックスが始まるんですよ。
このノーサンも例外ではありませんし、琉ルートでも適応されます。
では、最後のアツゥイセックスはどこで始まるんでしょうか。自宅？外？
いいえ、職場です。
いや草
あの仕事人間が職場でセックスするのはエロいですね。背徳感が刺激されていい感じに勃起しちゃいます。
このエロシーンも例のごとくいきなりおっぱじめるんですが、暗転した画面に映る文字
「眼鏡をはずす」
「そのままにする」
いや草
ネタバレやめてください＞＜
体毛ON/OFFといい草が生えるネタバレやめろ？暗転した画面から「エロシーンくるかァ～～？」と思っていたら眼鏡の有無選択は笑うでしょ
説明すると、僕はエロシーン時に「毎回眼鏡の有無を選択する」設定にしていました。すなわち、この選択肢が登場したってことは「エロシーン突入」の合図なわけです。ほんま笑うわやめろ
そんな笑いの束の間、事務所で激しいセックスが始まるんですが、
黒沢琉がエロい
びっくらこいた
あんな澄ました眼鏡が服を着たまま（最重要）で乱れまくるのは、最高にいいですね。興奮しました。
正規ルートに分岐すると、こちらのアツゥイセックスのほかに琉が例の「なんでも言うことを聞く券」を使用して「妹がどうなっているか教えてくれ」と聞きます。ハルは「絶対調べて教える」と２人の間で約束していました。
お互い敵？というか、素性を知っているのに信頼関係が成り立っているのは非常にいいですね。これがBADとの違いでしょうか。
そこからの展開は割愛するんですが、ハルと琉が対峙することとなり、その際に約束していた琉の妹の「現在」を本人に見せます。
乾ENDから予想付くと思うんですが、もう原型を留めていない上に妹本人も人格がぶっ壊れてずっと歌を歌ってい・・・・・
！！！！！！！！！！！
あ、いえ、例のトラウマ乾ENDの際、廊下を歩いていた時にハルが「壊れた少女が歌を歌っている」と言っていたんですね。
妹のことだったんですね
・・・・・・・・・・・・・・・・。
救いがない
ここにそんな伏線があったとは思いませんでした。そっかあ・・・・まあ、うん。確かにあってもおかしくはないよね。
長年探し続けていた妹の現状を知った琉は精神がぶっ壊れてしまい「もう誰でもいいから殺してくれ」と絶望します。本当にぶっ壊れましたね。普段の琉なら絶対言わないであろうセリフです。
そこで登場するノーサンフラグくん
・・・・・・・・・・・・・。
折らなきゃ
流石に３人も攻略すれば分かりますよ。折らないと琉はハルに撃たれるんですよ！？お分かり？
こんな狂っちゃった琉をハルがそのままにするわけないんですよ。冷徹で気高く優しい琉にハルは惹かれているんですよ。
ま、まあ、正規ENDは最後に見たいし、ここは一旦ハルに撃たせるか（畜生）
案の定、フラグを折らないと琉は撃ち殺されてしまいます。では、フラグを折るとどうなるのでしょうか。
ハルは琉に「何か望みはあるか」と聞き、対し琉は「妹を解放してやってくれ」と頼みます。ここで登場するのが例の「券」です。券は残り２枚あったので、あと１つはどうするかと聞くと、「妹を解放したときまで保留」とのこと
これはハルに会う口実の可能性が微レ存・・・・？やったぜ。
なんというデレ分かりにくいがそれがいい。
そして、このENDの結末なんですが、琉がチビを施設から引き取り、家族として一緒に暮らします。また、ハルはネコを飼っていたんですが、そのネコも琉が引き取ります。
最後は、玄関に置いてあった宛名不明の手紙と中に入っていた長髪、そして「半券」が入っているのを琉が確認し・・・
終わりです。
・・・・・・・・・・・・・。
ロスがやべえ
結構飛ばし飛ばしの感想だったので、未プレイの方はいまいちピンとこなかったと思うんですが、本当にこのENDは泣きそうになりましたね。
もちろん、彼らの考えや性格をプレイして理解したからこそ、この最後は「綺麗」だったと思うんですが、それと同時に「物語が終わった」と実感し、一人で数分ボーとしていました。
チビも救われた、ハルが拾ったネコも琉が引き取った、五十嵐兄弟も地獄から解放された、ハルは約束を果たした
でも結局ハルは姿を現さなかったんですよね。
これ、「僕だけがいない街」と近い感覚になります。
みんな報われたけど、たった１人とはもう出会えない。そんな全体を把握した読み手、我々「第三者」だからこそ実感するロスとやるせなさ
しかし、ハルはしっかり約束を守りましたし、姿を現さずとも手紙で伝えましたね。そういう終わり方を含めて最高に好きでした。
いやあ、このENDいいよ。全体的に琉ルートはハルが琉大好きって印象が強かったですね。
これにて全員攻略完了です。
ノーサンというゲームはキャラを攻略するごとにタイトル画面でキャラが増えていきます。
僕の場合、最初は博之とハルしかいなかった画面もマキ、乾と増えていき、今回琉が加わることで全員が画面上に揃うわけです。
いいですね～～～～やっと全員揃いましたね。これでタイトル画面上だけでも全員が揃
するとプレイヤーに手を挙げたハルが
そのまま消えます。
は？
何その演出・・・え？全員揃うとハルは消えるの？は？何？if展開だろうが何だろうが絶対ハルだけは一緒になることはないってか？ふっっっざけ・・・・・・
Q「『NO,THANK YOU!!!』というゲームに慈悲はありますか？」
ないです。
はい。というわけで、琉ルートの感想でした。読んでくださり、ありがとうございました。
本当はBADENDも非常にいいので語りたかったんですが、ボリュームがエグいことになったので削りました。またノーサンのまとめ記事を書くつもりなので、その際に触れたいと思っています。
未プレイのみなさん、ノーサンというゲームは上級者向けです。それはシナリオ、エロ双方ともに言えます。
特徴的なのは、ミソである「プレイヤーに対する追い込み」は、グロではなく慈悲のなさで攻めてきます。これは非常に苦しいですよ。どう足掻いても報われない、そんな世の中は甘くないということをこのゲームは教えてくれます。
既プレイのみなさん、読んでいていかがでしょうか。僕と同じ部分で苦しんだ方が多いのでないかと思います。
最初にミリしらやストーリー予想をしましたが、読んでいて笑ったと思います。マキちゃんは救世主ではなかった。悲しい。
「中級者向けじゃねーの？」とか言って本当に申し訳ございませんでした。調子に乗りました。
さてさて、この慈悲のないゲームに触れた後のゲームを考えていたんですが、やはり伝説のリバゲーである薔薇木で遊んでいきたいと思います。
引き続き、BLゲーム感想にお付き合いいただければ光栄です。
ノーサンにつきましては、また後日記事をアップいたしますので、少々お待ちください。
それではみなさんまた
P・S 明日は雑談しようと思います。
それかBLゲームばっかプレイしてサボ・・・・更新忘れるかもしれません
そうなったら？
すまん
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