【大穢】めずらしく小説を読んだので雑談

今回は珍しくこの私が小説を読んだので感想を書きたいと思います!

え?読書を始めた動機ですか?ほら、もうすぐ夏がきてそのあと秋でしょう?読書の秋ということで、大こじつけ読書でございます。嘘です。今度発売されるBLゲーム「大穢」のモチーフの小説だということで読んだだけです。すんませんでした本当に。

今回読んだ小説は「アガサ・クリスティー」の「そして誰もいなくなった」です。

今回は小説の感想プラスで、簡単な大穢の予想?なども交えたらな~と思っています。もちろん小説に関してはネタバレを含みます。犯人の正体などの核心的な部分は伏せますが、伏線の話などを交えますので内容の雰囲気や犯人のヒントは分かります。これから小説を読もうと思っている方や伏線を一切知りたくない方の閲覧はおすすめしません。

前置きが長くなってしまいましたが、以下感想という名の雑談です。よろしくお願いします。

まず私のプロフィールはこちら

・活字が大の苦手

・小説ドド初心者

・語彙力はないです。

とても文学という文字が似合わないこの男、久々に小説を完読しました。多分学生以来・・・・大学でも読んだ記憶ないから高校生以来じゃない?

軽くストーリーを説明します。

兵隊島と呼ばれる孤島に招待された生い立ちも職業も異なる10人の男女。彼らは童謡になぞられて1人ずつ殺されていくといったミステリー作品です。

そんなこと、ありえないですよね。でもありえるんです。犯人はいるんです。

もちろん私は

全然分かりませんでした。

(^^)/

さて、活字ダメ駄目な私がなぜ読めたかというと、1冊で完結するからですね。これポイント1ね。これいいよ。特に今回はミステリー作品だったので、なおさら・・・・冊数が増えるということは、それだけ伏線やトリックの内容も増えていきます。私にそんな脳みそのキャパはないんですよ。活字に慣れていない勢は活字を読んでいる時点で既にCPUの容量食ってるわけなので、なるべく手短に完結してほしいというのが本音。

それと私は早く犯人を知りたい早漏なので、あまり長引くと飽きて読まない可能性が高いです。そういった部分を考慮しても1冊で綺麗に完結する「そして誰もいなくなった」は非常に読みやすかったです。

ポイント2は「犯人がちゃんとわかる」ところです。わかります。昨今の作品では、あえて犯人を伏せて読者に考察をしてもらうような作品があることを。それはそれでめちゃくちゃ面白いと思いますし、非常に粋な計らいですよね。

個人的な話なんですけど、トリックが難しければ難しいほど、不可能であると思えば思うほど「犯人を知りたい」と思うんですよね。この作品は10人が1人ずつ殺されていき、最終的に「そして誰もいなくなる」んですよ。何言ってんだお前。そんなのありえないだろと思うじゃないですか!その気持ちを犯人とトリックを見ることで気持ちよくなれます。なので、こういった作品に犯人と解説はほしいというのが本音です。

いや~~~~~~よかったね!!!非常によかった。特に犯人が「10人」の中にいることがよかったね。え?だってそうじゃない?仮に外部の人間が犯人だったら10人殺しても「そして誰かがいる」になっちゃうじゃん。草。めっちゃ普通の作品になるじゃん。

犯人を分かった上で作品を見ると・・・・そうですね。「犯人」で考えると不自然ですけど「人物」で考えると自然だなと思いました。

「犯人」の観点で見ると、明らかに不自然、もっというと「動揺をしていない」人物がいます。が、「人物」で考えると、要するに本人の性格を考慮するとごくごく自然です。あなたなら動揺しないやろうな~って感じです(結構ネタバレ)

逃げ場のない孤島かつ、いつ自分が殺されるかといった状態で、ヒステリーやパニックを起こす人物が続出するんですけど、確かに犯人は「パニックになってないな」と思いました。自分が犯人だから死ぬ心配がないって?う~~~~ん、というよりも「罪がないから」かな・・・・・と思いました。

大事なことを言い忘れていましたが、この作品の10人は全員犯罪者です。もうお気づきでしょう。自分が殺めた人物が自分を殺しに来る!!!といってパニックに陥る人が多いわけです。「罪がない」というのは、つまりそういうことです。

さて、ここで小説苦手マンな私による小説初心者向け講座~~~!!!!読むときにこれは注意しな!ってことを書いていきますよ。

登場人物の名前を覚えられない

外国人兄貴姉貴たちの名前だからマジで覚えるの大変だよ。そのうえ、彼ら10人一斉に出てきて会話するから大変!でも安心してほしいな!名前が覚えられないだけで、どの人物がどの生い立ちで、どんな性格をしているかは一瞬で結びつけることができます!これは小説家の力と言わざるを得ない。すげえ

ちなみに、名前を覚えた頃に大体死にます。

以上!!!!!!!

これ以外は特に言うことないかな。あとはミステリー系なので読めば読むほど寝れなくなるよ。それぐらいかな。一気読みしちゃう。面白かったよ。

私、小説だけで映画見てないんですけど、なんか映画はラブシーン挟んでるらしくて笑いました。正直いらない。ハラハラ感かえして。

小説はその人物が何を感じて何を考えているのか、目に見えている光景が文章化されているので、こちらもハラハラして読めました。臨場感ありますよ。小説は一度読んでみることをおすすめします。

一通り感想を言えたので、お次はBLゲーム「大穢」について触れていきたいと思います。

なぜ今回「大穢」が「そして誰もいなくなった」をモチーフにしていると思ったか、というところなんですけど、事の発端はフォロワー姉貴が「クローズドサークルといえば!」と「そして誰もいなくなった」の名前を挙げていました。

私は「そして誰もいなくなった」のタイトルそのものは知っていましたが、内容については無知。とりあえずあらすじを読んでみたところ

まんまやんけ!!!!

となりました。

根拠一覧

孤島に残された10人、全員犯罪者、「大江杏」=UNオーエン

流石にここまで揃えばモチーフにしていると言っていいでしょう。特に大江杏の部分。UNオーエンじゃないすか。よくぞ気付いたフォロワー姉貴。お前自身で気付け。フォロワー姉貴を頼りにするな。

ちなみにフォロワー姉貴曰く、アデルタさんは色んなパロディを盛り込むらしいので、今回も色んな古典作品を盛り込むのではないかと言っていました。マ~~~ジ?てっきり「そして誰もいなくなった」一本で挑むのかと思ってた。すごすぎ。教養ありすぎ。なんじゃらほいほい。

いやね、私思ったんだわさ~~~~いや~~~あのね、「そして誰もいなくなった」の最後、なんだと思う?最後の1人ってどうやって死ぬと思う?自殺するんだよ。ということはよ?BLゲームで置き換えた場合、主人公と攻略キャラ、2人が生き残ると仮定して、最後・・・・・最期・・・・・・

心中ENDあるんじゃないんですかね?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

勝ち

勝手に予想して勝ちを確信する男

なんなら全END最終的に全滅ENDでもいいよ。え?何?そんなゲームあったって?え~~~~!?そ、そ、そんな、BLゲームじゃないのにBLゲームみたいで、どう足掻いてもキャラが報われないゲームがあるわけないじゃないですか~~~~~!!!!ねえ???お???ねえと言え???(蘇るトラウマ)

はい。私の教養だとここまでが精一杯です。大穢はそして誰もいなくなるんでしょうか?それとも更にその上をいく結末を迎えるんでしょうか?それとも新しい「いなくなった」を実現するのでしょうか?なんにせよ、私は制作陣のアツゥイ魂がこもったBLゲームをできると思うと嬉しくてしょうがないね。どんな作品でもいい。プレイさせてクレメンス

またプレイして気付いた点などがあれば雑談記事として更新していきたいと思います。うわ~~~古典か~~~古典作品全然知らないんだよな~~~絶対パロディあっても気付かないで素通りするわ。みんな何か気付いたら教えてね。

それではみなさんまた

P・S 小説って久々読むと面白いね。また違う作品読んでみようかな。

雑談BLゲーム

Posted by 玲威夜