読者おすすめのBL漫画を読んだ感想
どうも、玲威夜です。
今回はブログやTwitterでおすすめされた?BL漫画の感想を書いていきます。勝手におすすめされたとか言っていますが、実際はみんなが言っていた作品を自分から読んだだけなので自意識過剰なんですけど・・・そこは目を瞑ってください。
前置きはこれぐらいにして早速書いていきます。
『イトウさん』作:冥花すゐ
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以前ブログにて読者兄貴からおすすめされた作品です。
殺し屋の「イトウ」と娼夫のキョウスケのCPなんですが、イトウさんがキョウスケを溺愛しています。
察しのいい方なら気づいたと思いますが、まんま俺の好みを反映させたような内容です。
「殺し屋」「溺愛」の2文字に加え、受けのキョウスケくんは娼夫であり、中々高飛車な性格をしています。
もうこの要素がそろえば、BLレベル5のみなさんなら「キョウスケが客から恨みを買ってしまい、報復を受けそうになるもイトウさんが相手を抹消する」展開を一発で導き出せると思います。
そら、殺し屋やスパイといった世界観ならここは使わないとなあ?愛は行動で示せよ。危害を加える相手は抹消せよ。
伏線も張っており、2巻ではいわゆる「答え合わせ」のようなストーリーがたくさん収録されています(例:イトウがキョウスケを溺愛するきっかけの話など)
僕が好きなポイントは、この「殺し屋」という職業をしっかりと活かしているところですね。基本血液の量が多めです。そのうえ、イトウは感情のないロボットのような人物ですが、キョウスケのためなら組織を裏切る・・・愛を知ったイトウがどんどん人間らしさを取り戻していく様子が描かれているのが非常に良かった。好き
BL、恋愛においては過程が大事ですからね。この過程を見るのが楽しみといっても過言ではない。
2人が結ばれる道中ではBADの臭いもしますが、ご安心ください。ちゃんとHAPPYENDです。おいおい、BLゲームじゃねえんだからよ。そりゃあ幸せな終わりに決まっているよなあ?
でも、商業BL漫画にしては「スッキリEND」ではないように感じました。こう、もっと・・・少し苦みが残るENDというのでしょうか。そんな感じです。
よくある「結ばれて恋人になって~」ではないです。2人とも生き残ることはできましたが、それには代償があります。そんな内容です。
「やだ!!!!2人にはもっと幸せになってほしい!!!!」という人は2巻を買うことをおすすめします。こちらに後日談が載っておりまして、そこでやっと「綺麗なEND」になります。僕は後味が悪いほうが好きなので、1巻の終わり方好きです。
読者兄貴、俺の好み分かってんな?俺はこういう後味が悪かったり、血液が多い内容だったり、愛が歪んでいるストーリー大好きなんだよなあ・・・そもそも裏社会が題材の作品好き(厨二並)
歪んだ重いBL作品教えろつってこれが出てくるのはさすがだぞ!童貞の好みをばっちり理解しているんだな!!
愛は綺麗じゃなくていい。歪んでいたってそれが「愛」ならば「愛」なんだ。
『ダブルミンツ』作:中村明日美子
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ブログでちらほら読者から作品名が出てきていた作品です。
この作品は有名なので僕も知っていたんですが、読むタイミングが中々なくて未読状態でした。読者の中でも人気が高い作品でしたので、これを機に読んでみました。
感想としては、想像の500倍治安が悪かったですね。聞いてない。
予備知識としては「同姓同名」「いじめられっ子×いじめっ子」だったんですけど、あそこまで治安が悪いとは・・・え?どう悪いかって・・・開幕早々死人が出るよ。BLゲームかな?
死体を隠すために協力してくれと、昔自分をいじめていた彼から連絡がくるわけですね。で、一緒に死体を隠したことで共犯に・・・普通だったら半ば無理やり共犯させられたいじめられっ子がいじめっ子に恨みを持って~展開が予想されますが、そうではありません。いじめられっ子のほうが、「責任とってね♡」という感じで、これを口実にいじめっ子に近寄ります。こわい。
あ、BL初心者の方がいらっしゃいましたら、ぜひ「いじめられっ子攻めはヤバい」ということを覚えておいてください。わんこ攻めなんて優しい言葉じゃ片付けれない程度には頭のねじが数本吹っ飛んでいます。俺は死ぬほど好きもっとねじ飛ばせ
脱線しましたが、こんな攻めが執着してしまうので、駒として使おうと思っていた受けくんが逆に振り回されるという展開に・・・最高、好きだ。もっとやってくれ
この作家さんの作品は初めて読んだんですが、世界観が独特ですね。耽美といったらいいでしょうか・・・・結末やセリフをあえて最後まで書かずに読者側に解釈を委ねるというスタンスのようです。
BLに限らず受け取り手に任せるスタイルめっちゃ好きなんですよね。ほら、あえて書かないほうが心に染みたりするじゃないですか。そんな感じです。
2人の同姓同名の彼らが1つになる、いいえ、正しくは「元々1つだったものが2つに分かれてしまった」彼らの行方をぜひ見届けてほしい。
ちな俺は最後の締め方めっちゃ好き
『鮫族への捧げ物』作:さとみち
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Twitterでお世話になっているフォロワー姉貴がブログで紹介していたので読みました。
内容としては、とある島に住んでいるタンガタ族は「最初の性交で性別が決まる」という特殊な性質をもつ部族・・・あ、オメガバースではないです。そういう性質がある部族ってだけです。
対し、同じ島に住んでいるミヤル族は鮫の血を引き継いでいるらしく、体質も鮫譲り・・・めちゃくちゃ大雑把な言い方をすると、鮫の擬人化みたいなもんです。
なので、設定も鮫から取っているものが多くあります。
オブラートに言いますと、サメってちんぽが2つあるらしいんですよ。なので、複数プレイじゃないと実現しない二輪挿しが1つのCPで実現できちゃうという性癖欲張りセット!
タンガタ族で強いと名高い受けとミヤル族でも鮫の血を濃く受け継いでいる攻めがCPです。
これだけの情報があれば、BLレベル2の方でも「戦闘能力が高めの強い男が、初めての性交でメスになってしまう」「絶対登場する二輪挿し」「異なる部族による格闘」という要素は思いつくと思います。安心してください。そんな内容です。うん、おいしい!
タイトルの「捧げ物」というのは、しきたりで「タンガタ族の1人がミヤル族へ献上される」っていうのがありまして・・・え?生贄?お前BLゲームやりすぎ。 俺も一瞬そっちかと思ったが、要するに嫁に行くってわけよ。
ちなみに、この作品は前2作品よりもエロが濃い目です。エロ重視にもたまらない!
なんでもミヤル族は血を飲むと興奮するとか・・・・嫁に来た者と一週間ラブホみたいなところにぶち込まれたりとか・・・ちんぽ2つあるとか・・・あ、ちな潮吹きあるよ!潮吹きファン(造語)にもたまらない作品となっております!!!
あまり下ネタ連発すると怒られるのでこれぐらいにしておきますが、ストーリーもありつつエロもあり、1巻で起承転結するので読みやすい!!また筋肉モリモリマッチョマン受けが好きは歓喜すること間違いなし!
以上、ちんぽ二輪挿しで釣られて購入した童貞からでした。
以上、3作品の感想でした。読んでくださりありがとうございました。
まとめると、2人だけの世界、共依存が好きな方は「ダブルミンツ」、この要素にさらに血液多めを突っ込んだのが好きな方は「イトウさん」
男らしい男がメス化、二輪挿しといった特殊なプレイ、ラブラブなHAPPYENDが好きな方は「鮫族への捧げ物」がいいかと思います。
全部面白かったので、性癖にこだわらず読んでみるのもありだと思います。
性癖は完成されているものではないんだぞ?いじくって変形していくのが性癖だ、いいな?
以上、ここ最近性癖をいじくられまくって快感を覚えている男からの一言でした。
それではみなさんまた
P・S 最近自分の性癖が分かるようになってきたので、ここらでまた分からなくなるような、ぐちゃぐちゃにされることを密かに願っている。