「サンドリヨンの黒い革靴」感想
どうも、玲威夜です。
今回はリクエスト記事となっております。
それでは早速書いていきます。
『ボーイズラブリーディングCD サンドリヨンの黒い革靴 初回盤』
↑商品ページはこちらから
※ネタバレ注意
はい。まずは、みなさんが気になっている部分から書いていきますね。
キャストについてですが、このCDは「羽田野渉×熊谷健太郎」となっております。
そして、「ボーイズラブリーディングCD」というのは、小説のような文章をキャラが読み上げるといったCDです。
みなさん、ドラマCDの醍醐味と言えば何でしょう。
それは、原作に声が加わることでキャラに新たな命が吹き込まれ、よりリアルな様子を楽しめることですよね。
原作が漫画の場合は、漫画を読みながらCDを聴くことで明確に様子が分かるため、数十倍楽しめるようになるかと思います。
しかし、小説の場合、地の文章があるため、キャラの台詞だけ追おうと試みても中々難しいかと思います。
このCDは、そんな「原作が小説」のドラマCDのネックである「地の文章」をキャラ達が読んでくれるわけです。
そのため、このキャラがどういうことを考え、どのようなプレイをしているのか丁寧に説明されるので、漫画とはまた違った「燃え」が楽しめます。
ちなみに、文章の読み上げはトラックごとに変化し、1トラックはキャラが変わることなく、ずっと攻めor受け目線で語られていきます。
ストーリーとしては、議員秘書の灰原歩(受)が満員電車で靴を落としてしまい、それを拾ってくれたSPの火神尊(攻)と恋に落ちるというタイトル通りのお話です。
はい。それでは、ここでいっっっちばんみなさんが気になっているであろうエロについてですね。
実はこのブログ、このCDの灰原役である「熊谷健太郎」受け激推し勢がわんさかいます。無論、僕もそのうちの1人です。
みなさんご安心ください。この童貞が責任もって感想を書いていきます。
まず、この灰原というキャラは属性で言うと「美人受け」です。
なので、基本気品があり、あまりガツガツいかないんですが、火神がドストライクだったこともあり、ダメ元玉砕覚悟でアタックしたところ、実はお互いに惹かれ合っており、そのまま体の関係を持つわけです。
そして、このドラマCDは初回限定盤ではCDが3枚あるんですが、どのCDもかなりエロが多いです。体感的には半分はエロじゃないかな。
何なら初回盤で付いてくる3枚目のCDに至っては、ほとんど濡れ場です。ずっとセックスしてます。やりぃ!
なので、この濡れ場をたくさん楽しみたい方は是非初回盤を買ってみてください。
このCDはどのエロシーンにおいても、どのように挿入され、どのように感じ、進行形で体がどうなっているか(中が既に疼いてる、射精した、中イキ)等、事細かに教えてくれます。なので、聴いてるときついつい想像して「は、はわわ・・・・」となります。
しかも、そんな快感で半分トんでいるのに火神がそこを攻めてくるもんだから・・・・
何ならこのCD、順番で言うと「説明→そのシーンの台詞」と切り替わるので、例えば灰原目線で「自分の中がどうなっているか」を説明した後、「執拗に弱いソコを攻める」という旨の一文を添えられてから、実際の台詞・・・この場合喘ぎ声ですね。そのシーンが始まるわけです。
エロい
心の準備が出来てないのに「じゃあ、次喘ぎ声ですね^~」と強制的に突入する感じがドキドキするし、とても興奮する。
ジェットコースターに乗せられ、まだ心の準備をしていないのに出発されてしまうような、そんな感覚になります。要するにエロのジェットコースター
最初の位置エネルギーが大きいので、その後のエロコースターのレールも長いってわけです。最高ですね。
灰原の喘ぎ声についてですが、かなり喘いでいます。
しかし、耳にくるような大きなボイスでもないですし、だからと言って控えめでもない絶妙なバランスです。
伸ばすような喘ぎをしますので「あぁ~~~・・・・ああ~~~!!!」といった感じです。うん、下手くそだねごめんね。
あまり「ん」と言わないので、「あん」じゃなく「あ~~~」になるってわけです。エロ(突然の感情爆発)
灰原のキャラを崩さないように、でもエロさと感じている様子が嫌でも伝わってくるような・・・・要するにエロいってわけだ(ボキャ貧)
また、セックスが盛り上がってくるととも喘ぎ声も多くなってくるので、地の文章を読み上げている最中でも背後から喘ぎ声が聞えてきます。
その絶妙な背徳感、文章を読んでいるのに喘ぎ声も聞こえるというあまり体験出来ない状況に興奮しました。
なんだか「どれだけ感じているか」が喘ぎ声によって「同時進行」する、要するに「こういう状況でこんな喘ぎ声を出しているのか」とセットで理解出来るため、ぼっ・・・・・かな~~~り気持ちいいわけです。最高。
音についてですが、僕はピストンや射精SEがでかすぎると草が生えてしまう男なんですが、そのバランスは非常に良かった。
音もリアルでリズムも自然なので、ミスマッチなSEに笑ってしまうこともないですし、むしろ様子がよりリアルになるためエロさが増します。
そして、この2人は風呂場でセックスをすることが多いんですが、その際にシャワーを出しっぱにしています。
なので、シャワーの水音、風呂場によって若干の籠り具合と反響する喘ぎ声が、これまたリアルでめちゃくちゃ興奮します。リクエストしてくれた方も言っていましたが、本当に臨場感が凄いです。
この要素とキャストさん達の演技力が調和してどうなるかは・・・・想像に難くないと思います。
心情的な部分についてですが、先ほども述べたようにトラックごとに攻め、受け目線で変わっていくので、同じシーンでも、お互いがどういうことを考えていたか答え合わせが出来ます。
そのため、聴いている方は「押せばいける!!!押せ!!!!」と思いますが、実際そうはいかないのが恋愛ですので、むずむずさを楽しめるのも非常に良いです。
あとは、お互いのどこに惹かれているか進行形で分かります。
漫画だと「エロい体しやがって!!」とか言ってくれたり、思っていてもその一言で終わるんですが、これは「小説」がベースとなっているため、相手の体を見た際にどのように「見えているのか」、それに対しどのように「感じているのか」、要するに「どこにエロさを感じるのか」が全て分かります。
これは中々いいなと思いました。こういう読み上げCDは初めてだったので、新しい発見が出来たと思います。
また、火神のキャラがこれにとてもマッチしています。
そうです。心情的な部分を読んでくれるので「クールで無口」な攻めが、内心どう思っているかが分かるわけです。ギャップの総攻撃ってわけですね。
灰原曰く「ベッドの上じゃ獣のよう」と感じていましたが、火神目線の話を聴くと、終始灰原の体に欲情しがっついているので、目で見えている「獣」が、実際どのようなことを考えて「獣」と化しているのかが分かるわけです。
なので、心情的な部分に燃えを見出す人はかなり好きだと思います。
始めはお互いの「見た目」という「体」に惹かれていますが、段々人間性に惹かれていきますし、何度も言いますが小説ですので、その過程もちゃんと描かれています。
僕の印象は、かなり灰原が火神好きです。
SPという職業柄、火神の命の危険が迫ったりするんですが、その際の灰原の心境を見ていると完全に火神ゾッコンなのが分かりました。
その上、普段がっつかない彼が「同じ職場環境にいる」だけで、職場のトイレで誘っちゃうなんて大胆なことをやっちゃいます。あら^~えっちですよこれは。
あんなガード固そうな灰原が自分から、しかも職場でこんなことをしちゃうなんて。
やはり美人で誘い受けは「エロ!!!」というより「うわあ・・・・えっちだあ・・・・・」となりますよね。この違い分かります?あ、分からない?分かって。
あとの特徴としては、このCPである火神と灰原以外の登場人物に声がありません。要するに完全に2人だけの世界を楽しめるわけです。
実際、他の登場人物もいますが、言動は全てそのトラックのナレーターを務めているキャラが読み上げてくれます。
なので、視聴者が聴く声は「火神」と「灰原」だけってことです。これも「ボーイズラブリーディングCD」だからこそ出来る技です。
僕も数々のドラマCDを聴いてきましたが、サブキャラの声が一切出ないCDは初めてですね。
あるっちゃありますけど、その場合はリアルタイムで登場しないじゃないですか(「○○がこういうこと言ってた」みたいな過去形がほとんどですよね)。
だから、進行形でサブキャラがいて何かを話しているのに一切声が出てこない環境っていうのが新鮮だと感じました。
まとめると、美人誘い受けの灰原が、クールだけど実は獣の火神を誘って体の関係に持っていき、その後互いに惹かれ合うというCDです。
そして、エロがエロい(ボキャ貧)
説明してくれるエロさ、また長さもある。
臨場感のある濡れ場を長時間堪能したい、でも心情部分も欲しい、そんな我儘な視聴者も満足出来るCDかと思います。
気になった方は是非聴いてみてください。
特に熊谷健太郎受け好き勢は安定のエロさに殺されると思います。
はい、というわけで「サンドリヨンの黒い革靴」の感想でした。
改めてリクエストしてくださった方、ありがとうございました。
キャスト的に僕を殺そうとしていることは分かっていたので、こちらも負けじと聴いてみましたが開始数秒で殺されました。そうですね、冒頭からセックスをしているからです。それは聞いてない。
なので、もう既に白旗をあげていました。だってCD3枚あるんですよ?無理無理。絶対耐えれない。
まあ、CDが3枚も付いてくるので4500円とややお値段はしますが、この内容とエロとキャストでこの値段は破格です。むしろ僕は安いと思っています。
要するに・・・・・エロいから聴け
最後の最後でやけくそになるのやめろ
それではみなさんまた
P・S やっぱりドラマCDは暗闇の寝室で聴くに限りますねぇ!