オメガバース好きの俺がオメガバースについて語る

どうも、玲威夜です。
昨日は急遽別の記事となりましたが、今回はオメガバース語り記事となります。
前回までのあらすじとしては好きなBL漫画オメガバース編を書いた童貞が
書いている途中でオメガバースについて話したい気持ちを堪えてうずうずしているという状態です。
一応そのリンク貼っておきますね。


好きなBL漫画【オメガバース編】part1

早く語りたいので、早速本題に入りますね。

※いつも通り下ネタありです。

そもそも「オメガバースとはなんぞ?」と思われている方もいるかもしれないので説明すると
性別の他にα、β、Ωという生物的性が存在している世界のお話です。
僕的には性別よりも血液型の例えの方がしっくりくるのですが、そこは人それぞれということで。
そもそもオメガバースの世界観は絶対に「これ」とは決まっていないので、解釈も人によって異なります。
そのため融通が利くのでそれがこの設定の魅力の1つとも言えます。
商業オメガバース本の冒頭に説明文が載っているのを目にしたことがある方も多いと思いますが、
あれも「うちの会社のオメガバースの内容はこれやで」という説明をしていると思えばいいと思います。

先ほど言ったα、β、Ωの3つについてですが、
ざっくり言うとエリートのα、凡人のβ、特殊なΩと分けられます。
大半の人がβですが、たまにαとΩがいるって感じですね。
「特殊なΩ」というのはΩのみ男女共に妊娠が可能で発情期が存在します。
発情中はαを誘惑してしまうため、薬を飲んで抑制します。
そして、αとΩだけに発生するものとして「番(つがい)」があります。
この番は現代で言う結婚よりも深く簡単に言うと生物的な意味での契約みたいなもので、
発情期中のΩのうなじにαが噛みつくことで「番」が完成します。
番になるとΩは番のαのみにしか発情せず、他のαとセックスしようとするものなら
吐き気などの拒絶反応が出ます。まあ、ここらへんは解釈によってバラバラですね。
また「運命の番」というものもあり、出会った瞬間本能的に恋しちゃうものもあります。
要するに「相性最高」ってことです。本能で分かるなんて素晴らしいです。結婚相談所いらないですね。

ここまでがざっくりとしたオメガバースの説明です。
これはよく見るオメガバースを書いているだけなので作品や人によっては違ったり
別の設定が存在したりするので、それはそれで美味しく食べましょう。

では早速僕が大好きなオメガバースの燃えポイントを書いていきますね。
まず、最初この設定を見た時「天才だな」と思ったんですよ。
というのもですね、このオメガバースという設定はあらゆるBLの「ご都合展開」を自然に持っていけるんですよ。
みなさん「媚薬」好きですか?僕は大好きです。BLの世界の「媚薬」は万能薬です。
どんなに屈強な理性があるキャラも媚薬先輩にかかればいとも簡単に落とせます。
でも媚薬展開に持っていきたいなら「媚薬を何らかの形で入手し相手に飲ませる」という
流れを作らないといけませんね。
ではオメガバースならどうでしょう。相手が「Ω」ならば万事解決です。
あとはどのような展開でも自由に持っていけるのでストーリーの幅が格段に増えます。
このようにオメガバースは我々が大好物の展開を様々な方向から繋げることが出来ます。

他の要素としては「下剋上」も簡単に持っていけます。
例えば傲慢で俺様なアイツ、ムカつきますね。どうにかしてアナルを一発落としたいものです。
しかし、その展開まで持っていこうとすると中々難しいですよね。
僕もすぐには思い浮かびません。大体傲慢で俺様な人って上司だったり学園ものだとクラスの中心人物だったり、とにかく社会的地位が上の人が多いですよね。
そこから引きずり降ろしてアナルを落とすなら、どうしましょう?弱みを握るしかないですね。
え?アナルは別に落とさなくてもいい?それは失礼致しました。

ではオメガバースならどうでしょうか。
先ほども言った通りαは社会的地位が高い人が多いわけです。
そのため、作品に登場するαは大体プライドが高かったり「俺はαだぞ」とマウント取ってくる人が
多いんですが、その人が実は「Ω」だったらどうでしょう。
これはもう大変ですね。プライドも何もかもズタズタですよ。
じゃあ、バレなきゃいいって?いやいやそれがね
「相性のいいαがいる場合強制的に発情する」なんて設定を突っ込んで
相性のいいαを攻めに持って来れば全てが上手くいきます。
このようにいくらでも内容を突っ込んだりしてストーリーを作ることが出来るのでいいというのが
冒頭でも言った「融通が利く」というところです。

もう媚薬や下剋上展開の敷居を低くしてくれただけでめちゃくちゃ嬉しいんですが、このオメガバースというものはとんでもない設定がありますね?
みなさんこの童貞が食いつきそうな設定があったの気付きました?
そうです。男でも「妊娠が可能」というところです。
では何故それに対して燃えるのか。好きな人の子どもが作れる時点で素晴らしいと思います。
想像付くかと思いますが、BLでその展開に持っていこうとすると一筋縄ではいかないわけですよ。
しかし、オメガバースの世界では問題ありませんね。本当精神的な燃えとしては最高レベルだと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あ、いえ、その、あの・・・・・ね?ここが一番僕の燃えポイントなので語っていいです?
その・・・・先に謝っておきます。ごめんなさい。
そしてワンクッション置いておきます。

あのですね、記事でも何回かそれっぽいこと言っていたので勘のいい僕の読者の中には気付いた人もいると思いますが、僕はですね「中に出しちゃ駄目~~♡♡」展開が死ぬほど好きなんですよ。
あ、分かりました?だから僕がBLで初めてコンドームの意味を理解したことも合点がいくでしょう?
では何故この性癖を語らないでしょうか。理由は簡単です。BLはそのような展開が中々ないからです。
だってそもそもその台詞が出てくるタイミングが少ないじゃないですか。
では「男でも妊娠可能」ならどうでしょうか。これはヤバいですね。
僕の予想なんですけど、この設定を突っ込んだ人は恐らく僕と同じ性癖だと思いますよ。
え?違ったらどうするかって?土下座します。
この設定により「中に出すな!!!!」という台詞をお兄さん達に言ってもらえるというわけです。
しかも演技じゃないですよ。ガチの意味で言えますからね。もうそれだけで死ぬほど興奮しますね。
最初見た時興奮し過ぎて「中が駄目だァ!?ふざけんじゃねえ!!!!」と思いましたね。唐突な暴露失礼致しました。
いや~~~~~その意味でも好きなBL漫画のオメガバース編で書いた「羽賀くんは噛まれたい」は最高でしたね。もう俺の色んなものがパーン!となりました。
あと同じくその記事に書いた「さよならアルファ」は本能的に燃えちゃって「抱かれたい」と思う千夏が死ぬほどエロかったですね。

この展開がBLで見れる日が来るとは思ってもみなかったので、最初オメガバースで妊娠の設定を見た時は衝撃が走りましたね。
恐らく僕と同じ性癖である有志達が書いてくれるだろうと信じて待っていたんです。
そして今日はそのような作品があると・・・いやもう最高ですよ。何してくれてるんですか。
ここで僕の「ゴリゴリの男性向け表現のBL」という性癖と合体させてみるとどうでしょう。
もうお分かりですね?これ以上話すとお姉様方に怒られるので言いませんが、この「BLだから叶わない」と思い眠っていた性癖が覚醒したわけです。
でも思うんですけど、オメガバースでよくΩが発情した時にαの精液が欲しくてたまらないと思いながらオナニーするシーンあるじゃないですか。
あれ見るとそういう性癖持ってる人多いんじゃないかと思いますね。やっぱり生物的な本能はいいですよね。
ここは男女共通の燃えなんじゃないかなとオメガバースを読んでいると感じる童貞でした。

以上が僕が好きなオメガバースについての語りでした。
色んな展開に持っていける上に色んな性癖に対応しているこのオメガバースというものは
とてもいいと思います。あとはやはり決まりがないのがいいですよね。
「解釈が違う」という雑食の僕からすると面倒な争いも起きませんし、多彩なBLが楽しめますしね。
最近はあまりスポットライトが当たらないβをメインとした作品も出ているみたいですね。
いや~~これはいい傾向だと思いますよ。もっとみんなの色んな燃え展開を見せてください。
あとオメガバースの派生・・・・なんですかね?Dom/Subユニバースという設定の作品も増えてるじゃないですか。
僕的にオメガバースに負けないぐらい好きな設定なので今後増えてくれると嬉しいです。
今ある設定の他にも「もっといい設定が思いついたで」と言う人は是非それを流行らせてもらいたいですね。燃えの可能性は無限だと思うので
アイディアをどんどん出して色んなBLを浴びたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました。
それではみなさんまた