【雑談】ディストピアの王について語るだけの記事【半左&庵士編】

どうも、玲威夜です。
今日はディストピアの王について語るだけの記事です。

もう散々書いているはずなのにまだ書きたくなるのは我ながら不思議です。それほどこのゲームの中毒性が高いか、自分とマッチしていたかですね。恐らく両方でしょう

このシリーズでは全ルートかつ性癖、あと割と本音も出てきますので、他の記事とは少し変わった内容かと思います。タイトルにもある通り、雑談がメインです。気が向いたらでいいので、覗いてみてください。

今回は前編として「半左&庵士編」です。

後日「水明&李京編」をアップするので、よろしくお願いします。

今までのデ王感想一覧は下からどうぞ

「ディストピアの王」感想一覧

『ディストピアの王』

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※「ディストピアの王」全クリ前提、ネタバレオンパレード

1.半左ルートについて

感想記事でも言ったんですが、まず僕は半左くんが大好きなんですよ。ええ!
桐久や水明が好きっていうのは周知の事実だとは思うんですが、彼は少しベクトルが違ってて「人として」好きなんです。友人にするなら彼がいいですね。

人の事情にズカズカと入り込まず、かと言って他人事のように冷たくするわけでもないあの距離感
事情を知りたいという気持ちを添え、しかし言うか否かは相手に一任するあのスタンスが好きです。

そういえば、アニメイトの特典ドラマCDで半左くんのイメージが少し変わったんですよね。作中の彼ってもう少しおしとやか?遠慮してるじゃないですか。まあ、ドラマCDでも言いづらそうにしている彼に対し、桐久がつっついて欲を引き出しているんですが。eu○horiaかな?

本人にバイブ買わせて興奮している時点でキモさ・・・・失礼、共感は出来るんですが、服を破くだの何だの半左本能が炸裂してて「俺の知っている半左が・・・」といい意味でぶち壊してくれましたありがとう
思い出してみれば、作中でも桐久本人に「触手でブチ犯してえ」的なこと言っていたので、どちらかというと僕の解釈違いだったんでしょうが、あんなにグヒグヒ言いながら性癖吐露している半左くんはお初だったので驚いちゃいました! びっくり!

性癖丸被りしているからもっと桐久にエロいことをしてほしい

この半左ルートなんですが、過程をすっ飛ばして結果だけまとめると「長年片思いだった幼馴染と結ばれ、恋人同士になる」という親の顔より見た超王道展開なんですよ。恐らく、過程を知らなかったら見過ぎてあくびが出るレベルですね。

しかしこのルート、みなさんも知っての通り桐久のスター性が大暴走したり、「薬」という18禁だからこそ召喚出来るネタが発動したり、割とやりたい放題していますよね。

「王道」と見せかけ実は全く違う・・・こうくるやろうなあ~~~とプレイヤーに思わせて、掌をクルッと返すような展開にプレイヤーは草を生やすわけです。話が違う

読者の方も言っていましたが、大体「幼馴染」と言えば、恋愛感情によって友情が壊れる格闘やジレンマに苦しみ、紆余曲折を経て結ばれるんですよ。それを一刀両断する印我のスピードに半左もプレイヤーもついていけないわけです。

確かに僕も「取りあえずやってみろ」精神が大事なことは重々承知していますが、それにしても「悩む」という過程が彼にはないというか・・・大きい壁だろうが、登るどころか叩き割るあの勢いが面白くて好きでした。流石ロックスター!そんなのは些細なことなんすねえ!!!

ここから少し性癖の話になるんですが、このルートって一番薬物の色が濃いじゃないですか。ほのぼのと見せかけて、黒い部分はちゃっかり練っている。これぞまさに18禁ゲームの醍醐味!
そうですね、ピザにハバネロをかけないと気が済まない僕からすれば、こうじゃないとって感じですね。綺麗な作品はな、全年齢対象作品で浴びればいいんだよ。18禁は過激だろうが何だろうがこうではないと(BLゲームに洗脳された末路)

少し話が逸れましたが、一番お薬が濃いこのルートで見たかった展開があるんですが、それが「ガンギマリ桐久」なんですよ。いや、印我はいつもガンギマリみたいなもんだって話じゃなくて本当にキメるって話ですよ。

半左は、どのENDにいこうが落とし前として摂取するじゃないですか?桐久もそのパターンがきたら嬉しかっ・・・つっても、ストーリーがおかしくなりますし、そもそも好きな子に薬キメろって言ってる時点でファンとして失格なんですが。いいや、好きな人でシコっている時点で「ファン」を名乗ることすら許されないんですが(自論)

桐久がキメて欲しかったのは・・・まあ、そういう桐久が見たかっただけですよ。光が闇に落ちる瞬間を見たいだけです。なんつーか、庵士ルートのモブと同レベルな気がしますね。あれ多分俺ら

でもここまで言っといてなんですが、悔いはないです。やだなあ~~~~だってこれより廃人になる展開があるじゃないすか~~~

というより、こういう要望があると見込んで李京BADでああいう展開にしたんだと思います。いやほんま天才のソレ

ライターさんと性癖が被っていると天国にいけますね。

ちなみに、公式通販特典の設定資料集に載っているSSを読むと、半左の恋心のデカさがより実感出来ます。桐久の「言葉」や桐久に会いたいと思う気持ち、半左の人生は「桐久」が軸にあるんだなあと感動を覚えます。

機会があれば是非読んでみてほしい

2.庵士ルート

この際なので本音を言うと、庵士って苦手キャラだったんですよ。過去形なのは、後に好感度が爆上がりし、今では普通に好きだからです。

元々俺様クールキャラが苦手っていうのもあるんですが、冷たい態度を取るのにその「理由」を言わないじゃないですか。桐久が嫌いで冷たい態度を取るのは構わないんですよ。問題は、桐久が聞いているのに理由を言わず、冷たい態度を取り続けるっていうのが、桐久も言っていましたが「情緒不安定かお前?」ってなるんです。理由を知れば理解出来るんですが、特に初見時は「なんだこいつ」と思っていましたね。

こういう考えがあるので、同じ冷たい態度でも理由を述べてくれる霞丁水明は好きだったって話ですね。

さて、そんなマイナスからのスタートだった彼なんですが、好感度が爆上がりした要素が3つあります。

1つ目は、庵士に人間臭い一面があったからです。僕はこの要素に非常に弱い。
結局、彼は「印我桐久」にあこがれを抱いていましたが、「天才的なピアノのセンスを持っている印我桐久」に惚れて崇拝してましたよね。彼の行動の根元には「一緒にピアノが弾きたい」という夢もありましたし・・・

しかし、現実は「下手くそなギターを弾いて『ロックスター』を夢見る印我桐久」だったわけです。ここで「理想」と「現実」のギャップ、崩れた夢などから桐久に「怒り」を感じていましたね(実際は特典SSで他の要素も絡んできますが、ここでは割愛します)。

自分の「理想」から外れた桐久に対して怒る・・・・う~~~~ん!いいっすねえ!!!こう、人間の自分勝手さが滲み出ているのが非常に好きです。

つっても、現実を知ってからも「夢」に向かって手段を選ばず突き進んでいましたね。あ^~いいっすねえ!

最終的に「印我桐久」そのものに惚れていることに気付いたので、ここも好感度爆上がりポイントです。

2つ目は、自分の気持ちを理解した庵士が開き直ったかの如くキャラが崩壊するところです。ほんますき
先ほど俺様系が苦手と言いましたが、この「俺様」をギャグキャラに持っていく流れは死ぬほど好きですありがとうよくぞやってくれた

なので正直、俺様系で終わっていたら「普通」ぐらいのキャラだったと思います。手フェチやすり所持庵士ほんますき

この2要素を超越する3つ目の要素は、庵士が素人童貞であることです。ほんまこれが決定的に「普通」から「好き」になった要因ですね。

さっきのギャグキャラと被るんですが・・・・いやいや、作中であんなキャラを「素人童貞」設定にした脚本、ほんま天才のソレ流石天才拍手以外ありえない

これは初回盤特典である「キング・オブ・ゲーム」で分かる情報なんですが、僕はデ王をするだけしてこのCDを聴くの忘れていたんですよ。フォロワーさんから言われて気付いたんですが、ほんま聴いて良かった。

素人童貞の事実が分かった瞬間、声に出して10秒ぐらい笑っていました。いやあ、本当に面白かった。これが「庵士」っていうのがいいんですよね。

・・・・・でも作中の流れを考えると・・・あっふーん・・・・そっかあ・・・・

長くなってしまいましたが、以上の点から今では庵士が好きですよってお話でした。

さて、本音を交えたこの記事ですが、ここでルートでも本音を練りこもうと思います。

と言うのも、庵士ルートってロックスターを目指すストーリーなので、おのずと「音楽業界の闇」が見えてくるじゃないですか。なのでこのルートの胸糞ポイントは、まさにこの「業界の闇」だと思うんですよ。BADもまんまこれが絡んできますしね。

しかしこの童貞、あまり胸糞さを感じていませんでした。麻痺かな?

あ、理解は出来るんですよ。でも実感がわかないというか、苦さを感じないというか・・・・庵士BADって結末の前にエロシーンがあるじゃないですか。感想記事を読んでいただければ分かるんですが、「スチル有BAD」の概念がなかった僕が初めてぶつかったENDが、これだったんです。

もう印我のエロさとエロさとエロエロと喘ぎとシチュエーションで頭がパァーンってなってですね・・・・ミソである庵士のその後を考えずに終始「エロい!!!エロい!!!!エロ~~~~い!!!!」って言ってたんですよ。

以前「デ王のBADどうかな?」という質問箱が来た際に「李京はエグイ!庵士はエロイ!」と言ったんですが、その方の「李京はいけた。庵士が一番胸糞だった・・・・」という返事で、はじめて

あ、確かにあの後は庵士がエグイことになるわ(ひらめき)

って思いました。

庵士好き殴ってええで

3.半左&庵士のルートについて

①でっけえ感情
デ王のルートは大きく2つに分けれると思っていて、それが今回この記事でも分けた「半左&庵士」「水明&李京」です。バンド、真相はもちろんなんですが、前者は「桐久」そのものが好きor欲しい彼氏の話、後者は「桐久」を通して自分の欲しかったものを手に入れた彼氏の話だと思っているんです。

今回の前者組は、その圧倒的桐久至上主義から俗にいう「クソデカ感情」を実感できるお話だと思うんですが・・・思うんですがね?

あの~~~本当に個人的な話で申し訳ないんですが、僕はあまりこの「クソデカ感情」に悶える性癖じゃないんですよ。こういうと誤解招くので言い直すと、決して嫌いとか苦手とかではなく、ただ単に「噛み砕いて摂取出来ない」だけなんですよ。

その感情の大きさ、それが実った時の報われた嬉しさや達成感をあまり噛みしめることが出来なくてですね・・・理由は簡単!クソデカだから。俺がそのデカ過ぎる感情に共感出来ないだけなんです。

数十年同じ相手に恋心を抱いたり、崇拝するほどの愛が憎しみに変わる経験ないですもん・・・そんな何かに対して没頭したことないっつーか、のめりこんだことないっつーか・・・・だから、彼らの大きすぎる感情についていけないんですね。理解は出来るが共感は出来ないってやつです。正直すまないと思っている。

恐らくですが、彼らの「クソデカ感情」を噛みしめ萌えに燃えている方々は、水明や李京の世界線の彼らの報われなさに涙していることでしょう

予想ですが、彼らのルートはFDでアフターストーリーを見ると、より好感度が上がるかなって・・・FDは出る。出るんだ

いいな?

②イベントシーンについて
半左と庵士ルートの見どころの1つと言えば、イベントシーンにおける「攻めポジ争い」ですね。某雑誌でも書いてあったんですが、あのアホ印我は受けだという自覚がないんすよね。

半左の際は抱きたいの重さから桐久が譲歩していましたが、庵士にいたっては3回目のピアノセックスですら「俺が庵士を抱くんだ!」と寝ぼけたこと言ってましたからね。2回も抱かれてんだから折れろよロックスターそんな時まで不屈の精神発揮しなくていいから

スケベなエロシーンだろうがなんだろうが、印我の印我な部分が大暴走していましたね。ほんま前代未聞やで印我
もうツッコミが追いつかない上に笑い過ぎてへとへとになった記憶があります。

しかしあの印我桐久という男、少しでも自分が優勢な兆しが見えた途端ああですからね。いかに他2人のテクニックが凄いかが分かり・・・失礼、1人はテクニック云々の話ではありませんでした。

ああ、でも半左の2回目の手探り初セックスは最高でしたし、庵士3回目の腰落とし印我によるピアノセックスは格別でしたね。うん、おいしい!

気付けば中々に長くなってしまいましたが、以上がデ王語り「半左&庵士編」でした。

では、次回の「水明&李京編」でお会いしましょう

それではみなさんまた

P・S え?何?俺様クールキャラなのに斑目は好きかって?

ばっかお前、斑目圭に惚れない男はいないんだよ。

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