「小説家の機嫌が良い」感想
どうも、玲威夜です。
とうとう発売されましたね。この作品を読むためにグラビを履修したと言っても過言ではない。
というわけで、よろしくお願いします。
『小説家の機嫌が良い』作:sin
↑商品ページはこちらから
※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
「履修をした」と言っても同人誌を数冊読んだだけですので、ファンからすればぶん殴られる状態なのは承知ですが、0よりはかなり楽しめたと思います。
質問箱がきっかけで、由貴受けや別の由貴受けを購入し、堪能したんですが・・・・え、あ、ごめんなさい。
本来のポジションである由貴×愁一の作品も一応読んでいるので許してください!!!あー!!殴らないでください!!!すみません!!!
というわけで、本題に入ります。
この作品は、小説家の由貴(攻)と歌手の愁一(受)のCPです。
2人は元々付き合っていたんですが、今回からなんと指輪をしています。結婚しているんですね(僕が読んでいないだけで既に指輪をしている関係だったのかもしれませんが)
この作者さんは、かなりハードなドエロプレイと乱交が特徴的なんですが、この結婚した2人のセックスを描くならば、流石に甘々セックスでしょうね。ええ、そうでしょうよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ん?おかしいですね。通常通りどころか驚くほどハードですね。今回
「夫婦セックスだから甘々」なんて甘い固定概念をへし折って粉砕してくれます。
まず、本編開始数ページで愁一が発情を我慢出来ずに他キャラとキスをして抜いてもらいます。
好き
この「夫がいるのに他の男と何をしてるんだ」と言われそうですが、少なからずこの作品に触れた身から言わせると「これこれ~~~!!!」という気持ちになります。
やはり、この「別キャラが別キャラと関係を持つも本命は他にいる」という世界観、好きです。
掛け算は1つだと誰が言った?4×1も2×2も答えは「4」だ。分かるな?なんなら4×1も1×4も「4」だからな。
あと、僕は自分が持っている固定概念を踏みつぶすような展開が大好きなので、このように「食ってみろよ。美味いだろ?」と無理矢理食わされることに快感を得ています。うん、美味しい!
冒頭を読んでいると、どうやら2人は仕事の都合で12日もセックスをしていないらしく欲求不満の様子ですが、由貴の機嫌がいいと分かり、セックスが出来ると愁一が実感した途端、愁一が「誰でもいいから男が欲しい」と発情モードに切り替わります。
な、なんだそのモード!?何度抱かれたらそんな発情モードに切り替わるんだ!?なんてえっちなんだ!!!
このモードの切り替えを察したヒロシ( 愁一と同メンバー)が、愁一の発情を鎮めてくれるそうです。
しっかし、ここの愁一くん、完全に堕ちてますね。手コキでイク時は完全に痙攣してますし、キスされている時はメスの顔をしてますよ。これが「発情モード」ってやつなのか。恐れ入った。
というか、「イく声が我慢出来ないからキスで口塞げ」はエロ過ぎですね。顔も完堕ちしてるし。
・・・・・セフレの手コキでこんなことになるなら本命のダーリンに抱かれたらどうなるんだろうか
と思っていたんですが、僕の想像の10倍凄まじいセックスをします。
まずはおさらいです。この作者さんの描写の特徴と言えば次のうちどれでしょうか。
①ゲロ
②スカ
③失神
そうですね、全部ですね。
この中々にハードなプレイを夫婦セックスでするんでしょうか。何言ってんすか、するに決まっているんですよこれが。
まあ、今回の場合「失神」描写はありませんでしたが、あんなハードなセックスをしておいて失神はしないってことはないと思うので、勝手にしたと思っています。
まず、愁一は由貴を誘うために女性もののキャミソールを着用しています。そんな誘い方をして襲わない男なんていねえぞ。
案の定おっぱじまるわけですが、ここから愁一のエロさの真骨頂が炸裂します。
どうやら愁一くんは歌手をしているからかとても感性豊かのようで「由貴にされていることを触手がしていると脳内変換して」犯されます。
割といい年数BLに触れてきましたが、このパターンは初めてに近いですね。
「弱点を全て知られているからファンタジーの魔物に襲われている気分だ」ということですが、ここの触手プレイがかなりドエロい上にハードです。
18歳以上の大人でも初心者だったらぶっ倒れるかもしれませんね。ぶっ倒れても起き上がれば問題はないですが。
触手が胸や口を犯し尽くしますが、実際は由貴の動きとリンクしているだけの妄想です。
ここで先ほどの「ゲロ」を回収しますし、既にアヘってます。え?大丈夫?まだこれ半分もいってないよ?
そんな胸だけで完堕ちした愁一を見た由貴は「ちょろまん」と言いますが、僕はこの台詞が好きなんですよね。
「殺し屋さん」のナオエもシグに対して同じことを言っていたんですが、この完全に「オンナ」として扱っている感じが好きです。あと「ちょろい」ということを代弁してくれる嬉しさもあります。
胸だけでアヘッていた愁一くんですが、この後は由貴にフェラしてくれます。
と言っても「フェラ」なんて生易しいですね。もっと言うと「イマラチオを超えた何か」です。断面図で描かれていますが、明らかに入ってはいけない領域までちんこが到達していますし、由貴がイク時は「脳イキと口イキ」が襲います。
え?何言ってんだって?すまない、俺も分かってないんだ。愁一がそう感じているんだ。
百歩譲って「脳イキ」が理解出来たとして「口イキ」は何でしょうね。もう僕の想像が出来ない領域の何かです。本当、人体の可能性は無限ですね。
ここも変わらず触手の妄想に浸っていますので、フェラしながら中に出されている妄想をして終始堕ちてます。あ~~~~お兄さんは堕ちたキャラのフェラ顔が好きだから、このシーンクッッソいいゾ^~セクシー・・・エロい!
フェラも終わりお待ちかねの挿入シーンですが、由貴は「入れたら即イキだな」「受精しろよ」と宣言するんですが、愁一くんはこの中出し宣言に「その台詞でイク♡」と目ハートの完堕ち顔をしています。
え?挿入してないのにその顔はセックスでぶっ壊れるんじゃないんですか。
あと「台詞でイク」ってなんですか。さっきからエロの次元が4次元ぐらいぶっ飛んでいてお兄さん置いてけぼりにされているんだが。
そして、お決まりのガン突き結腸責めが始まりますが、あまりの快感によがり狂って漏らします。よくも漏らしてくれたなあ~(予定調和)
結腸攻めのオンパレードで突かれる度に軽くイってぶっ飛んでいますが、この時点で「夫婦のセックス」という情報が完全に脳内から削除されていました。こんなセックスしてたまるか。
このシーン、現実と妄想が入り混じっているので、触手にぐちゃぐちゃにされている愁一と由貴に抱かれてよがり狂う愁一を堪能できるというホモの欲張りセット
最後の絶頂シーンは断面図も含めて中出しされる様子が1Pにわたって表示されるという大サービス
あ^~これぐらい詳しく描かれていたほうが燃えますね!!大体1、2コマで終わるじゃないですか。だからこれだけ大々的に表現されたほうが・・・・・あ、性癖バレるのが恥ずかしいのでこれぐらいにしますね。
ここの種付けされて完堕ちして目がハートになっている愁一の顔が狂おしいほど好き
序盤から完堕ちしていたが、「事後」の完堕ち顔はまた違っていいな。
俺は種付けされて完堕ちしている男の子が大好きなんだ。あ、ごめんなさい。通報はしないでください。まだブタ箱には行きたくないです。
そして、物語の最後にはタイトルである「小説家の機嫌が良い」理由が明かされます。この最後の最後に綺麗に話をしめる流れが良かったです。
理由を知った後にもう一周すると由貴の可愛いさが爆発します。二周目も楽しかったです(体験済み)
というわけで、感想は以上です。
毎回思うんですが、何故ここまでハードなのに「燃え」と「嫌悪感」の絶妙なラインを超えないんでしょうね。攻めるのが上手いと思います。
この作品の特徴は「目ハート」が非常に多いと思います。記憶が正しければ、他の作品ではここまで出てなかったと思います。僕は目ハートが大好きなので全く問題ないですし、むしろ嬉しかったです。
あと、最大の特徴ですが、愁一が由貴にされている行為についての感情が非常によく分かるような内容となっているんですが、中々エグイです。
例えば、フェラしている時に「精子美味しい♡」とか「匂い好き♡」とかそんな次元じゃないんですよ。
「食道を孕ませて♡」とか見た事もないようなセリフを言ったり、フェラをしているだけで中出しされた時の感覚でよがっているんですよ。エロいとかそういうレベルじゃないですねこれ。生物として何かぶっ壊れています。
まあ、この「生物として壊れている」のも、この作者さん特有の描写だと思います。非常にいいですね。
はい、今回は夫婦のセックスを見たんですが、ここまで凄まじいと思いませんでした。降参です。
次元がぶっ飛びすぎて状況を呑み込めずに混乱していましたが、2、3周すると順応しますので、ご安心ください。慣れた後はエロい愁一くんに燃えてください。
あと、恋愛面も非常にラブラブな2人を見れますので、良いかと思います。
大体あんなぶっ飛んだセックスになったのも愁一が由貴のことが好き過ぎるからですしね。
以前、読者の方からこの2人の初恋を描いた同人誌が「エグさ」と「エロさ」が調和していると言っていましたが、もしかするとこういった感じなのかもしれませんね。というより、そういうテイストで合わせているのではないでしょうか。ファンサービスってやつですね。
毎度ドエロい、エロイどころかエロ過ぎてエグい作品を提供されて嬉しい限りです。
また新刊が出るようなので、引き続き追いかけたいと思います。
それではみなさんまた