おすすめBL漫画【選抜編】part1
どうも、玲威夜です。
好きなBL漫画第二弾です。
どこに焦点を当てて書こうか凄く悩んだんですけど、
今回は僕が特にお気に入り漫画を書いていきます。
前回の記事は下からどうぞ
あと前回は「紹介」を重視していましたが、今回は「語り」の方を重視しているので少し趣旨が違います。
選りすぐっているので紹介する作品数は少ないですが、1作品の語りが長めです。
一応ネタバレが入るところは一旦注意書きしますが、このアホは唐突にネタバレをかましてくる可能性がありますのでお気をつけて
では、書いていきます。
『蜜果』作:akabeko
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もっと早く買えば良かったと後悔している作品です。
元々ランキング上位常連作品だったので知ってはいたんですが、何故か読んだことなかったんですよね。
この作品は「落果」に出てきたサブCPです。
落果の方は読んでいたので蜜果の2人を見た時は誰だか分かりました。
だから尚更何故これを読まなかったのかと我ながら疑問に思います。
完結したみたいなので「試し読みしてみっか~~」と軽い気持ちで手を付け、気付いたら読破していたいつものオチです。いやあ、よかったですね。
店長(攻)はクールで淡泊かと思いきやレオ(受)にゾッコンなところが凄く良かったです。
「攻め→←←←受け」と見せかけ「攻め(→)(→)→←←←受け」が完全に僕の好みとマッチしていました。
また、体から心に引き寄せられる過程も好きでした。大体この過程がBL・・・・まあ恋愛漫画の醍醐味ですよね。
僕だって恋愛漫画好きなピュアボーイですよ
そんなエロ目当てじゃないですからね勘違いしないでください。
ゲイとノンケということもあり、お互いに相手の気持ちを考えて行動をしますが、まあすれ違いますよね~~知ってま~す(予定調和)
最後の方はかなりお互いに依存しますからね最高です。
あとは体から落とすのでレオがどんどん感じやすくなったり、抱かれることを強請ったりするのが堪らないですよね。
やっぱりノンケ堕ち最高!!女じゃなくて男に抱かれろ!!!(野次馬)
ホストという女性に夢見せる立場の人間が男に抱かれる展開は、まあ説明不要かと思いますが大変燃えるじゃないですか。
その上、レオくんがめちゃくちゃ可愛いくてすぐにぐずって泣きます。
落果の時点でそのようなキャラだとは思っていましたが、蜜果ではそれがフルに発揮されています。
なので基本的セックスをしている時はレオがくずって涙と汗と涎で顔がぐちゃぐちゃになりながら喘ぐので、そういうのが好きな人には刺さると思います。
あとここからエロの話になるのでネタバレ入ります。
あのですね、僕がこの漫画を試し読みしてそのまま買ったのは、2話でレオが客の女性とハプバーでヤろうとしたところに店長が乱戦して客の前で犯す展開が、僕の性癖に150[km/h]ストレートストライクだったからなんですよ。
レオくんのあの焦り顔からのやめてくれと泣きながら懇願するも犯されるあの神展開が僕の財布の口を開かせましたね。
あと最終話がめちゃくちゃ好きでした。
今までにないほど慣らしに時間をかけてドロドロになっているレオを見た時点でまあ色々あれだったんですけど、そこから店長が「全部挿れる」という神展開がくるんですよ。
まあ~~~これがヤバいのなんのレオくん完堕ちしてましたからね
これで暫くは困りませんね素晴らしいです。あ、こっちの話です。
こいつエロ話ばっかしてんなと思われていたら申し訳ないです。
心理的なところの話をしようと思うとストーリーにかなり踏み込んだネタバレになってしまうのでセーブしています。
僕はわがままボーイなのでいくらエロくても話に惹かれないと最後まで読まなかったりするので、今回読破したということはストーリーも満足したと解釈してください。
『エスケープジャーニー』作:おげれつたなか
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またも超王道作品で全3巻です。
読んだことがなくてもタイトルは聞いたことがある人も多いんじゃないでしょうか。
この作品は僕が名作だと思う五本指に入ります。
これも最初1巻をパラ読みした時は買わなかったんですが、その後面白いと話題になっていたのでもう一度ちゃんと読み直したら・・・・
いつも通りのオチになっていたやつですね。
この作品は「BLのゴールはどこか」をテーマとして描かれており、色々考えながら読む内容です。
僕はこの作品に関してはエロよりも圧倒的にストーリーで楽しんでいました。
2人とも高校時代から仲が良く一時期恋仲でしたが破局してしまい、大学で再会を果たした2人の物語を僕らは眺めていきます。
テーマがかなりリアルなので読んでいくと中々にハラハラします。
恋仲が友人や家族にバレた時のリアクションや今付き合ったとして未来どうしていくのか、家族になるのか等
ここだけでも紆余曲折なのがおわかりいただけると思います。
この2人、何故か恋人になった途端に喧嘩が増えるんですよね。
まあ、恋人になるってことは相手に一歩踏み込むことだから友達じゃ発生しない喧嘩も増えるからねしょうがないね。
この作品の一番好きなところは「日常」がかなりリアルなんですよ。
大学が舞台なんですけど「うわ~~いる~~」と思わせるキャラと会話の内容、恋愛事情、そしてそこに「BL」を突っ込んでくるんですね。
これが最高に好きなんですよ。何と言いますか・・・・
伝わってくれると嬉しいんですが、BL作品を見るとき僕ら視聴者も
「BL」前提で読みますし、提供する側も「BL」前提で話を進めるじゃないですか。だからストーリーの流れが「BL」なんですよね。
「この世界はBLの世界なんだ」という前提で読むので良くも悪くも驚きや背徳感の興奮はないじゃないですか。
逆にBLに全く縁がない作品に突如BL要素が登場したらみなさんどうなります?めちゃくちゃテンション上がらないですか?
僕的にこの作品はそれに近いものを感じるんですよね。
まあ、1巻の冒頭で喧嘩している2人の様子から「BL」だとは分かるんですが、
それを上回る圧倒的な「非BL感がある日常」パートでそれがかき消されるんですよね。
そしてそこに突如として現れる「BL」に僕は有頂天になっておりました。
特に水族館のシーンは完全に乙女になっちゃいましたね悔しい
あんなんいきなりきたら死ぬに決まってるだろうこれだから恋愛漫画は
本当こういうのを見ていると自分が青春している気分になれていいですよね
おじさんももう一度青春したいなあ(届かぬ想い)
ストーリーにはあまり触れられませんでしたが、とても素晴らしいので気になった方は読んでみるといいと思います。
ちなみに僕はこれを読み終えた後、ドラマを見た気分のような余韻に浸っていました。
『にいちゃん』作:はらだ
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みんな大好きはらだ先生の「にいちゃん」です。
バッドエンド大好きマンの僕からするとこの作家さんの作品ってめちゃくちゃ好きなんですけど、その中でもこの作品が一番好きです。
この作品も先ほどと同様名作五本指の一本です。
この漫画を読み終わった際にまず「よくこれ一冊に収まったな」と思いました。
いやもう内容濃すぎ情報量多過ぎ起承転結上手過ぎですね。
幼い頃ににいちゃんに手を出され現場を目撃されてしまったゆいですが、ここで「トラウマ」で終わらないのがこの作品です。
僕的にですね、普通の作品なら「トラウマ」の過去として登場すると思うんですよ。
例えば、好きな相手が何故か男に対して物凄い恐怖心を抱いていて、ストーリーが進んで過去が明かされた時に「いたずらされた」情報が断片的に表現されて終わると思うんですよ。だってタブーじゃないですか。
明かされてもガッツリ絵として表現しない方が多いと思います。
しかしこの作品は絵ガッツリありますし、詳細も全部分かりますし、
親から目撃されるのでそれはそれは超修羅場を間近で見ることが出来ます。
いたずらされたゆいがにいちゃんを求める展開に流石の一言でしたね。
だから僕はこの作家さんが大好きなんですよ。
ここからネタバレ入ります。
そして僕がこの作品で一番好きなシーンが一番最後のシーンなんですよ。
正直ハッピーエンドで終わっていたら五本指に入らなかったです。
何ですかあのラスト、流石に天才過ぎませんかね。
にいちゃんと結ばれるためなら全てを捨てる覚悟があるゆいが実は格闘している事実を最後に突きつけるあの締めが物凄い好きです。
いや~流石に読み終わった後「マジか~~~」って独り言言っちゃいましたもんね。
同作家さんの「カラーレシピ」も好きなんですけど、あれは元々サイコ全開だったじゃないですか。
だからオチもある程度読めたというか「そうだよね」って感じだったんですが、
こっちは完全に読めなかったですね。ゆいが完全に割り切れていたと思っていたので。
内容が内容なので人は選ぶと思いますが、ダークな世界観が好きな人は悪いことは言わないので読んでください。
はい、今回は以上となります。
本当はもう少し別の作品も書く予定でしたが、ちょっと予定より長くなってしまったのでパートに分けます。
次回は選抜編part2としてあげますね。
次回は以前紹介した好きなBL漫画に出てきた作品が再登場します。
ここまで長い記事を読んでくださりありがとうございました。
もし気になった作品があれば読んでみてください。
それではみなさんまた
続きは下からどうぞ