「ROOM NO.9」感想【ゲーム全体まとめ】

どうも、玲威夜です。

今回はルムナンのゲーム全体の感想です。

前回、カテゴリー一覧は下からどうぞ。

「ROOM NO.9」感想 Part4

「ROOM NO.9」記事感想一覧

『ROOM NO.9』

Room No.9

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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。

1.ボリュームについて

ボリュームについてはそれほど長くないです。割とさくっと終わります。プレイが早い人だと1日あれば終わるかと思います。

ちなみに私のプレイ時間は14時間ですが、記事を書きながらプレイしているため、実際はもっと短いです。12時間ぐらいじゃないかなあ

とは言っても全6種類のエンドがあり、各エンド分岐はそこそこ長いので攻略が作業になったりはしません。むしろ内容ががらっと変わるので、色んな方面からめった刺しにしてきます。やったね!

こちらは「監禁」がメインなので、それ以外の導入部分はかなりあっさりしています。要するにメイン以外は極力省いた内容って感じなので、グダることはないです。さっさと本題に入りましょうというスタンスが見えて良かったです。

2.エロについて

paradeなのでお分かりかと思いますが、かなりエロが多いです。

先ほど12時間ぐらいで終わるボリュームと言いましたが、おそらく半分以上はエロです。ええ!?どういうことなのぉ!?さくっと遊べて、それでいて色んなエロを摂取できる、まさにエロ魔人大歓喜ゲームと言えます。

エロの種類も、あらゆる性癖に対応しているような内容(剃毛、浣腸、女装、器具、手コキetc)

例のバックから喘ぎ声も聴こえますし、眼鏡のオンオフ選択肢もあるのでご心配なく。

以前プレイしたノーサンと異なるのは、口に出すか外に出すかで分岐が変わること。ここは性癖云々ではなく、分岐への選択肢で考えたほうがよさそう。

まあ、どちらにしろ誠二がエロいことには変わりないですが。迫真の喘ぎ声がたくさん聴けるのでお得です。

3.各エンドの感想

ここからは各エンドの感想について、さくっと書いていきます。

END A

大地が完全に自暴自棄と化した上、彼を受け入れる誠二。凌辱エンドです。

私このEND好きネ~~~~~!!!!微妙に友情が残って後味が悪いよりも、完全に吹っ切れてくれたほうが助かる。あとは純粋にモブレが好きだったので、おちんちんにきました。ありがとうございます。

確かにparadeならこういった友情が完全に崩壊する無慈悲なエンドあるだろうけど、あの大親友の二人から想像つかなかったもんで、全然予想してなかった。大地が親友だった頃の「友情」すら思い出せないのが切ないですね。

誠二はなぜ受け入れるのでしょうか?大地が大事だから?おちんちんの虜になったから?作中でも描写がありましたが、拒絶しないで受け入れるのが不思議です。

END B

誠二を殺す殺害エンドですね。

ルムナンに限らずparadeは絶対攻略対象を殺す描写があると思っていたので、やっぱりきたかという気持ちです。

嫌悪感で殺す云々ではなく、死は救済の思考でしたね。二人でなんとしても生きて部屋から抜け出すことを考えていたのに、弱っている誠二とどん底の状況から「死ぬこと」を選んでしまいましたね。

でもこれは決して他人事ではなく、人間そうだと思っています。死は救済。そうなのだろうか。死んで初めて実感する大切さや取り返しのつかない重大なことに気付くんじゃないだろうか。

亡くした親友の尊さに気付いて泣く大地のシーンは悲しかったです。

END C

考えることを放棄して2人でセックス漬けの日々を送る残留エンドです。

あくまでも部屋から抜け出す目標は変わらず、でも今は弱っているから何も考えずにセックスしようぜ!といったエンドでしたが、ある意味これがオアシスなのかもしれない(?)

睡眠、食事、セックスという三大欲求以外何もかもが面倒になって、食事の皿すら返すのが面倒だと思っていますね。堕落した人間の生活を見ている感じです。

セックスは激しかったですね。個人的に一番セックスの量と内容が濃かった気がします。そんな獣みたいなセックスを・・・・・でも2人も目が死んでいた。死んだ目で、でも激しいセックス、刺さる人には刺さりそう。

死は救済エンドとどっちがいいんだろうか?

でも手を繋いであげただけで反応が変わる誠二かわいい。

END D

連絡を取らずに縁が切れてしまう別離エンドです。

一番最初にたどり着いたエンドで、私が予想していたエンディングの1つです。友情が崩壊して連絡を取らないエンド、絶対あると思ったよ。

こちらは誠二に負担がのしかかっていたので、やはり片方に依存するのは駄目ですね。互いに負担を分散するほうが心が保たれ、その後の関係に影響が出てくる、それをBLゲームは教えてくれたのかもしれません。

まあ、でも2人無事に外出たことだし、出た後も肉便器と化す凌辱エンドよりいいんじゃないでしょうか。

本当かな?

END E

警察に相談する正義感を出したことで、誠二とすれ違ってしまう行方不明エンドです。

そういえば、大地と別れた後に「旅に出たい」とか言って、ふらっと去ってしまった誠二くん。なぜ一人になりたかったんですかね?宝くじ換金とかしてきた?あ、違う?

巨大な組織に突然正義を剥き出しになった大地のシーンですが、今までの大地視点の心境を見ていると「違和感」を感じましたね。こちらのほうがBAD選択肢なので当然と言えばそうなんですが、大地って正義感剥き出しというよりも「順応力」や「合理的」思考が強く見えたので、こういった大きな組織相手には「世の中には敵わないものもある」と割り切ったEND Fのほうが彼っぽくて好きです(ベストエンドなので当たり前と言えばそれまでですが)

ともあれ、二人とも無事なら良かったよ。

END F

ベストエンド、二人で帰還する親友エンドです。

感想記事でも言いましたが、「Friend」の「F」とかけたんじゃないかと思っています。粋だねえ!

ベストエンドだけど恋愛に発展するわけでもなく、幸せな後日談があるわけでもない、さっぱりとしたエンド、これがparadeの「ベストエンド」です。テストに出てくるので覚えておいた方がいい。

部屋から開放された現実感から泣きそうになるシーン、互いに何も言わず拳だけで完結するところが個人的に好きです。確かにああいった状況では、友人とは多く語らない。あれだけで通じ合える。

そんな現実感もあったグッドエンドでした。

4.全体の感想

私がこちらのゲームをプレイする上で最も恐れていたのが「感情移入をしてしまうこと」でした。

性的対象ではない親友と、セックスや傷をつける。心理描写がリアルで感情移入をしてしまった場合は耐えれるか不安でした。

結論から言うと大丈夫でした。どちらかというと、実験が始まったばかりの描写が一番きつかったんですが、実験を重ねるうちに2人とも狂っていくので「拒絶するシーン」が少なかったのが幸いでした。

とは言っても過酷な環境で心と行動が伴っていないことも多く、勃起しながら泣いている大地を見たときは複雑な気分になりました。当事者ではないので分からない感覚ですが、実際にそういった感情を知っていたとしたら、またここで気分が悪くなっていたんだろうと思います。

全体的に暗いですが、大地も誠二も理屈で冷静に物事を考えるので、プレイヤーがイライラすることはありません。しかし、そんな彼らだからこそ、彼らがゆっくり壊れていく様子を見ているとクるものがあります。それは性的な興奮だったり可哀そうに感じる慈悲だったり・・・・・彼らも複雑な心境でしたが、プレイヤーはプレイヤーで複雑な心境に陥ることでしょう。

エロについては流石parade!といった感じです。ノーサンを思い出したよ。エロのてんこ盛り丼。エロ魔人も大満足なバリューセット。誠二役のネトル兄貴、上手だった。あれが初BLってどうなってんの?プロすげえ

プレイについては剃毛や手コキは「おっほほw」となりました。王道かつ興奮するBLお手頃セット。例の浣腸は・・・・・思ったよりきれいだったので嫌悪感はなかったですね。イケメンのうんこ見れるゲーム中々ないし、エロゲってこんな感じやろうなと思いました。なんで俺はエロゲじゃなくてBLゲームしているんでしょうね。甚だ疑問なんですが。なんでや。

話は逸れましたが、みなさんが勧めてきた意味が分かりました。さくっとお手頃に色んな特殊性癖を大量摂取でき、誠二がエロい。モブレや廃人なんかもあるし、みんなが好きなものを詰め込むだけ詰め込んだような内容でしたね。

ルムナン楽しかったです。感想記事も読んでくださりありがとうございました。

ルムナンの感想記事は以上となりますが、paradeゲームはまだ全部プレイ出来ていないので、また機会があればぜひ読んでください。

さくっと大量のエロと情緒をぶち壊したいそこのマゾヒスト兄貴姉貴はぜひプレイしてみてください。

それではみなさんまた

P・S 二人が友情を取り戻した世界線見たいな。

多分プレイヤーがn回は思った感想だと思う

ROOM NO.9

Posted by 玲威夜