【てっぺいくんの力】「CAGE-OPEN-」感想【吉本ルート】part2
どうも、玲威夜です。
今回は吉本ルート感想part2です。
前回、CAGE-OPEN-の感想一覧は下からどうぞ
『【鉄分多め】「CAGE-OPEN-」感想【吉本ルート】part1』
※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
補足として1点
前回言い忘れていましたが、吉本ルートでは既に吉本がコインをゲットしています。数多の人間を殺していくうちにゲットし、それからずっと彼が保持しています。その上、周りに「コインは自分が持っている」と公言し、自分を襲ってきた相手を返り討ちにしている状況です。
彼にとっては戦うのが娯楽ですから、コインほど楽しいアイテムはないと思います。相手からやってきてくれるわけなので・・・・
しかし、紺野くんは「お前だって不死身じゃないんだから気を付けろ」と心配している様子。それはそう。吉本だって死ぬときは死ぬ。てっぺいくんお母さんみたい。かわいい。
ゲームが終わるまでフィールドから解放されない参加者紺野は、食料や日用品を支給するワゴン車を待ちます。
吉本の身を案じて色々説得?をした紺野ですが、結局流されそのまま姿を消した吉本。1人になってもずっと吉本のことを考える紺野は、いつの間にか吉本にゾッコンの模様。
なんだかこのルートの紺野は父親の愛を感じます。破天荒な息子を心配して様子を見に来るところとか、身を案じて説教するところとか、吉本が何を考えているか一人模索している様子が・・・・お父さん。お前のお父さん像どうなってんの
と言ったところで、紺野の元へとある人物がやってきます。吉本かな?
宮瀬「のんびりメシか?ちったあ状況読めよカス」
なんでこのゲームこんな口が悪い奴しかいねえの
斎木様といい新田といい瀬川といい石松といい、なんでこのゲーム野郎どもはこんなに口が悪いの?もしかして運営が言ってた参加者選抜基準に「口が悪い」入ってる?入ってる説あるよねこれ。紺野くんも結構口悪いしね。もォ~~~~~~ダメだよ!ちゃんとイイ子にしないと☆おじさんとの約束だヨ!
吉本を連れて来いと言っていた宮瀬もゲーム参加者で、吉本も宮瀬のことは知っています。2人の関係が分からない紺野は、吉本が過去に殺人を犯していたことから「宮瀬は被害者の遺族なんじゃないか」と考えていました。おじさんも同感です。その説濃厚ですな!
宮瀬から話があると言われ、2人で飯を食いながらお話ターンです。
薬飲ませて気絶させた挙句蹂躙した瀬川に比べれば、神様に見えるぐらい常識を持ち合わせている宮瀬。彼は一体何者でしょうか。
宮瀬「俺は警察の人間だ」
ポリ~~~~~~~ス!!!!!
まさかのポリスに紺野くんと同じ表情になりました。警察宮瀬口悪すぎんだろ。でも荒っぽいことをする部署の警察は、確かに口が悪いイメージがある。それでしょうか。
宮瀬によると、吉本は昔からああらしく、彼曰く「異常者」とのこと。
ということは、法が効力を発揮する日常ですら、ああいった殺し方をしていたって・・・・コト!?だから図書館で披露したあんな暗殺テクニックを持ち合わせていたのか(違)
新田もルートによっては権藤殺してるし、何なら彼も殺し慣れてそうだったし・・・・このゲームの参加者、実は全員人殺しだったりするんですかね?
紺野くんも・・・ほら、実は昔やっちゃってるけど、BLゲーム主人公特権の記憶喪失で忘れているだけ~みたいな展開ないです?ない?そうですか。
宮瀬は吉本を更生しようと試みたものの悪化する一方で、ついに「保護施設」に入れる話が出たらしく、宮瀬はこのゲームに参加することになったらしいです。
話を聞いている感じ、完全にゲーム運営と警察は繋がっていますね。その描写は度々ありましたが、この宮瀬とのやりとりで完全に黒となった感じですね。
金持ちの娯楽の殺し合い、頼れない警察、コイン、檻
マジで「檻」が未だに分かってないんですよね。楽しみですね~~~~
事態が悪化したからか、紺野には荷が重いと判断した宮瀬は「もう関わらなくていい」と言いますが、納得のいかない紺野は反発。この一連のやりとりで「(宮瀬は)吉本に対してはいい奴」認定した紺野は、宮瀬に「吉本は自分が連れてくる」と言い、「吉本を保護施設に入れてくれることを神様に誓ってくれるか」と問います。
うん
紺野くん、めっちゃ健気だね!!!!
個人的にこのルート、なんか恋愛っぽくないですね。愛です。愛。心配する相手を必死に助けようとする家族のような愛を感じます。てっぺいくんがんばって!
宮瀬と2人で吉本の元へ行くことになった紺野くん、野生の勘で「吉本トイレにいる説」を唱え向かいます(以前吉本はトイレにいたから)
見事正解したものの、やはり前回同様地獄を生み出していた吉本。
楽しそうにしていた彼を見て「そんなことはやめてほしい」と思った紺野は、宮瀬と共に説得を試みますが、鉄パイプで殴られ眩暈、そしてゲロ。
このルート、ダントツでゲロが多いんですよね。紺野くん何回吐いた?
ところで、ゲロ吐かせるの絶対制作者の性癖ですよね?
👏😔👍
good……
吉本に逃げられた後、引き続き探すと言って宮瀬は外へ行き、怪我と疲労とゲロでボロボロの紺野は戦力外で一人お留守番。吉本を連れて帰りたいのにダウンしているもどかしさでイライラを募らせていると、血で真っ黒になっている吉本くんがやってきます。
吉本「殺してくれ」
吉本くんが大暴れした後に「殺してくれ」と言うのは、やはり自己嫌悪で苦しんでいるのでしょうか。衝動的にやっていそうですからね・・・・・終わった後の賢者タイムは凄まじそう。賢者タイムと一緒にするな鉄パイプで殺されるぞ。
そんな血まみれの吉本を見ても「吉本なんだから怖くない」と恐怖心を抱かないどころか、手を差し伸べてくれる紺野くんはやはり神様。おめえが神様なんだよ紺野鉄平。慈愛に満ちてんな。
この後の会話を聞いていると、やはり衝動が抑えきれずに人を殺してしまうから、紺野に殺してほしいみたいです。あくまで紺野が言っていたので彼の本心かは分かりませんが、恐らくそうだと思っておきます。
紺野くんが吉本にデレ甘だよ~~~~~やっぱりこのルートは恋愛というより愛だよ愛。LOVE.
イチャイチャセックスシーンを楽しんでいると、闖入者モブくん登場。どうやらコイン目当てで吉本を襲いに来たらしいです。
え~~~~~俺もっと2人のラブシーンみた~~~~~い!モブくん、コインバトル後ででもいいすか?
吉本と言えば、また遊べると楽しそうな様子。やめてほしそうな紺野を前に、吉本が「殺していんだろ」と問うと、
紺野「普通に殺せ!!!!」
草
それはそう
ひと暴れした後、ポチを思いだした吉本が紺野へ「ポチ」と呼びかけます。
補足すると、吉本は度々、特に暴れた後に「ポチ」のことを思いだすらしく、ポチに似ているらしい紺野へ「ポチ」と呼ぶことがあります。このモードに入ると完全に自分の世界に入るので、紺野を紺野だと認識していない描写が見られます。
どうやら吉本がポチを殺した理由は「誰からも愛してもらえないだろうから、いっそ死んだほうがマシ。だから自分が殺してあげる」というもの。ポチは脱走して家へ戻ってきた際には、血や怪我でボロボロだった様子。そんなポチを見た吉本は「こんな見た目だったら、誰からも愛してもらえない」と考えたみたいです。
ポチ!!!!!
うう~~~~~~ポチ~~~~殺さないでくれよ吉本~~~~~お前がポチを愛せばいいだろうよ~~~~どんな姿になってもわんわんは可愛いだろうがよ~~~~~
犬好き並の嘆きをしたところで、ポチと呼びながら迫ってくる吉本は、なぜか鉄パイプを片手に今にも襲ってきそうな様子。
なんとか我に返った吉本ですが、紺野への「ポチ」呼びは変わっておらず、ボロボロの紺野へ「かわいそうに」「誰からも愛してもらえないよ」と言います。
ええ~~~・・・・わっかんね~~~・・・・・
既プレイ勢、ここらへんの吉本の気持ち分かります?
やっぱり僕は、吉本は本当にポチを殺したくはなかったけど、「愛してもらえないかわいそうなポチ」のためを思って殺した。でもその罪悪感がずっと拭えなくて、ポチを思いだすと情緒不安定になるのかな~って思いました。
よくあるじゃないですか。本当は殺したくないけど、相手のことを想って殺す展開。ああいうパターンかな~と思いました。副読本で分かる?分かってくれよ。
混乱している吉本を前に、どうする!?紺野鉄平!!!!
(選択肢)
『吉本に抗う』
『吉本を受け入れる』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
前回も似たような選択肢ありましたね。あのときは受け入れましたが、今回も受け入れたほうがいい・・・・?それとも抗ったほうがいい・・・・?抗ったらそれはそれで「なんで俺に抗うんだポチ!」つって鉄パイプで頭パーンとされそうなので、今回も大人しく受け入れようと思います。
愛されないであろう紺野を殺そうとする鉄パイプか、差し伸べられた紺野の手と迷っている吉本。結局鉄パイプを持つも、紺野に危害は加えない様子。
紺野は「吉本がしたことを受け入れよう」と身を任せ胡坐をかき、吉本は近付いて紺野の耳たぶを噛みます。
ああ!!BLでよくある耳たぶ噛みですね!血が出ちゃったのは人間を食べる吉本の力が故でしょう。力加減を間違えちゃったね!
『肉片を口に招き入れて、咀嚼している』
ん?
あ、ああ・・・・耳たぶ噛みをしたら肉ごと取れちゃったから、食べちゃお♡ってやつですね。力加減間違えて取れちゃったならしょうがないです。もったいないので食べましょう。そのまま肉片を病院に持っていけばもとに戻りそうですが。
紺野を押し倒したかと思えば、手にはナイフ
紺野「俺を食べるのか」
!????!?!?wwwwwwwwwww
そう来るか~~~~~~~~~~~~これ紺野もぐもぐENDじゃん!この作品がモデルとなった某BLゲームも似たような展開はありましたが、こちらは食われる側も受け入れてるし、何より食ってる経過が事細かに描かれてて草 ちょっと性癖凄すぎんよ~まあ、好きなんですけど(洗脳済み)
このシーン何がすごいかって、手とか足だけではなく腹の中も全部食うので、その描写もちゃんと描かれているんですよね。しかも主人公が段々と意識を手放している描写を「本人目線」で堪能することが出来るので、中々楽しいです。私も不思議な気分になりました。
そしてもう1つ素晴らしいと思ったのが、食われている主人公が「幸福」に近いものを感じているところです。
大体主人公が食われるENDって、主人公が「自分が食われてる」と実感し、そのまま意識を手放す描写で終わるか、そもそも主人公が死んだ後で、第三者目線の文章で終わると思うんですけど、このENDは主人公が食われながら「人間って旨いんだろうか」や「これが正解なんだろうか」と自問自答している描写があるんですよね。それが斬新で、新鮮で、制作者の「性癖」が顕著に表現されていて、
俺も気持ちよかった
俺は新たな性癖を開拓するためにBLゲームをやってるところあるからな。こういった場面に遭遇すると普通に気分がいい。
吉本は最後まで紺野のことを「ポチ」と呼びながら、紺野を食べました。これが吉本の「愛」なのでしょうか。食べることもこれまた愛。別のBLゲームでも話したぞこれ。
最後に「宇宙人」で理解不能な吉本に食べられることで、吉本の世界を内側から見れるのだろうかと期待する紺野の気持ちにぶち殺されたプレイヤーは、もう1つの選択肢を選んでみたいと思います。
つーか、食べられENDでこれほど燃えたの初めてだな・・・・普通は食べる「行為」と攻めの愛の深さに燃えるんだけど、食べられる方でここまで気分が良くなったのは初・・・・新鮮な気持ちで味わう性癖は最高。
さて、気を取り直して吉本くんに抗いましょう。
紺野は紺野鉄平であり、ポチではない。そこんとこよろしく
紺野は吉本に「俺が汚いから、お前も愛してくれないのか」と問います。
そうだそうだ!!!!!誰からも愛してもらえないならお前が愛せばいい話だ!!!!!いけいけ!!!!
全然関係ないんですけど、選択肢の「抗う」の解釈間違えてましたね。イメージでは拳で抵抗すると思っていたんですけど、諭す系でしたね。
その紺野の問いに目が覚めたのか「紺野を愛す!!!!!」と突如として大はしゃぎになる吉本。長年の悩みが突然解決した瞬間みたいなリアクションでした。自分が愛せば殺さなくて済むし、心に傷を負うこともないね!よかったね吉本!!!!
その一言で吉本は文字通り紺野LOVEになったようで、紺野の言うことなら聞くようになります。
このやりとりの直後にゲームは終了し、優勝者は吉本。「賞金でいい施設に入れるようになる」と宮瀬は言いますが、吉本は「殺すぞ宮瀬。俺は紺野と一緒におるんじゃ」とブチギレ
草
吉本の「殺す」は脅しじゃないからな。こわいなーとづまりすとこ
紺野も「吉本とずっと一緒にいたい」と思いつつも、宮瀬と一緒に行くよう吉本を促します。紺野の言うことなので素直に従う吉本。
別れる際もずっとお互いを見ている様子を見ていると、父親の気分になりました。やっぱり彼らの恋は青春だ。でも確かに「恋愛」のようで少し違う気がする。この2人は親子や兄弟のような「絆」に近いものを感じる。
施設に入った後、吉本と面会する紺野。吉本はチャームポイントである紫のぼんぼんを取った状態で、髪をおろしています。
一瞬ガチで瀬川に見えた。
これ同じこと思った人、絶対いると思う。それほど前髪をおろすと印象変わるし、髪色といい目つきといい瀬川に似てるから見間違えた。
吉本の近状報告、宮瀬が説教垂れにきた、こっそり飴をくれた
草
宮瀬優しい
施設は退屈、紺野がいないから」と流れるように惚気る吉本と、別れを惜しむ吉本にキスする紺野という甘いシーンを見て、吉本ラブエンドは終了です。
あ~~~~~~おじさんこの終わり方好き!!!!すんごいキュンキュンした!!てっぺいくんお兄ちゃんみたい!流石兄貴!!!包容力の違いが表れてる!!!!!
ところで、本記事で語られている紺野くん
『てっぺいくんお母さんみたい。かわいい。』
母親
『なんだかこのルートの紺野は父親の愛を感じます。』
父親
『流石兄貴!!!包容力の違いが表れてる!!!!!』
兄貴
一人で全部補うのやめろ
他ルートでも紺野くんの紺野パワーが発揮されることを楽しみにしています!!!!!
というわけで、吉本感想part2は以上となります。読んでくださりありがとうございました。
いや~~~~このENDは分かりやすくラブエンドでしたし、かなりすっきりした終わり方で好きでした。燃えた。
このゲームに限ったことではないですが、燃えを全然伝えれていない自覚ある。俺にはこれが限界だ。プレイしてくれ
ちなみにですが、当方猜疑心がカンストしていますので、最後に宮瀬に送られた後に吉本が死ぬ、宮瀬が裏切る、キバ太郎に襲われるetcを警戒してしまい、最後のスチルとエンディングが流れるまで冷や冷やしていました。え?警戒し過ぎ?BLゲームって最後の最後で落とした穴よりも深い深淵に叩き込む習性があるからな。これ、童貞アドヴァイスね。覚えておいた方がいい。
さて、次回はデストロイENDです。既に1つ回収しましたが、このグロルート吉本のデストロイはヤバそうなので、頑張っていきたいと思います。既に何度も吉本がデストロイしてる話はやめろ。
それではみなさんまた
P・S これほど食欲がなくなるBLゲームある!?ねえよなあ!?
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【グログログロ】「CAGE-OPEN-」感想【吉本ルート】part3