「sweet pool」感想【まとめ感想】
どうも、玲威夜です。
sweet pool感想記事です。
前回、カテゴリー記事一覧は下からどうぞ
『sweet pool』
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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
1.ルートや長さについて
一般的なBLゲームは攻略対象がA、B、Cと分かれ、各Aルート、Bルート、Cルートが存在すると思いますが、このゲームは基本哲雄一本です。哲雄ルートを主軸にEND分岐し、睦END、善弥ENDが存在しています。
そのため、本作のプレイ時間は短めです。私は記事を書きながらプレイしましたが、それでも4～5日で全クリアできました。早い方だと1～2日でクリアするようです。
後味の苦さを考慮してGWにプレイすることをおすすめされましたが、まさにぴったりだと思います。しかも舞台が丁度5月らしいので、蓉司たちの気持ちを進行形で味わえることができます。嘘です。肉の気持ち悪さなんて理解できない。
2.グロさについて
血液の表現はあるもののグロさで言うとそこまでないです。グロが苦手な方でもプレイしやすいかと思います。グロってスプラッター系やじわじわ拷問系に分かれますが、いずれも該当しないと個人的には思います。ナイフで刺すとか、その程度です。
ですが、肉が生まれる表現や血がにじみでる生理的なキツさがあるので、そういった類の気持ち悪さが苦手な方は注意が必要です。人間のグロというより得体のしれないブツが弾けたり木っ端みじんになるので、そっち方向だと思ってください。
3.音楽やBGMについて
各ENDに専用の音楽があります。私は見ていませんが、歌詞を和訳すると心にクるものがあるそうです。スロダメのときもそうでしたが、キラルは専用曲を用意してくれるので非常にありがたいですね。推しのENDに推しの音楽、ゲームのシメとしては最高ですね。
BGMは不協和音を多用している不吉な雰囲気の音楽が多いです。
個人的にスイプーはホラゲっぽさが強く、プレイ中何度も「ホラゲやめろ」と言った記憶があります。いきなり音楽止まるのやめろいきなり家に訪問してくるのやめろ。
スチルも常に薄暗さがあります。彼らに浸食されている表現でしょうか？追ってくる彼らから逃げることはできるのか？こないで。
4.ルート感想について
こちらについては「「sweet pool」感想【END回収】」で書いているので、そちらを読んでください。
5.キャラについて
・蓉司
飯を食え
本当アキラといいトワといい蓉司といい飯を食わないんだキラル主人公は。いいから飯食え。弁当を捨てるな。そもそも体が弱って体力がないときに飯を食わないのは尚ヤバい。いいから飯を食え。
蓉司は鋭いのか鈍感なのかよく分からない男の子でした。上屋の本性を暴くなど鋭い一面がある一方、睦の執着心に関しては鈍感だった印象があります。まあでも、友達だった男の子の執着心なんて普通分からないですよね。そのとおりです。
自分の不思議な体に関することなら、多少無茶なことでも行動していましたね。その積極性は彼の長所だと思います。普通あんな得体のしれないものが体から出てきたらショックで目を逸らすと思うんですよね。現実逃避じゃないですが、むしろ拒絶すると思うんですよ。彼みたいに割り切って原因を突き止めようとするのは・・・・えらい。それでこそキラル主人公だ。
個人的に蓉司はあまり感情的にならないので、プレイしやすかったです。感情的になって暴走する主人公よりも、彼のような冷静沈着なキャラのほうがプレイしやすいってのが本音。まあ、キラル主人公って大体クールですからね（冒頭に戻る）
・哲雄
喋ろ
こいつ全然話さない。びっくりするぐらい話さない。でも俺知ってる。キラル彼氏は大体喋らないで殴ってくる奴がいる。多分その枠。流石に殴りはしませんでした。平手打ちで終わりました。えらい！（？）
メスの蓉司を冒頭で見つけていたのは理解できた。が、蓉司に陣痛（？）が起きてトイレに駆け込んだ際の台詞「お前これヤバいだろ」は何？どんな心境で言ったお前。もう彼がメスであることは分かっていたんだろう。なら別にヤバくはないだろ。蓉司のメンタルクラッシャーやめろ。蓉司傷ついてたよ。ちゃんと後で謝ろうな。
喋らないけど感情は行動に移す男、城沼哲雄氏。ちゃんとラーメン屋デートをしたり屋上でご飯をあげたりと優しい一面を見せていました。学校の裏でいきなりセックスをするという求愛行動もちゃんと取っていましたね。素晴らしいです。でももう少し喋ってあげると相手は嬉しいと思います。
・善弥
一番かわいそう
毎日激痛とかやってらんねえよ。しかも「できそこない」扱いで・・・・か、かわいそ過ぎる・・・・でもよーちんを私物化するのは良くないよ（善弥ENDのアレ）
まあでも、あんな激痛が毎日起こるなら彼が奇行を起こすのも分かるなあ・・・・だって誰にも相談できないし父親はあれだし駄作扱いだし自暴自棄にもなるって～～～なあ、善弥？
善弥END分岐しない限り、唯一メインキャラで死亡確定なんだよね。うわきつ。どう足掻いても死ぬ運命なのきついね。死ぬ直前に「この子はできそこないじゃないといいな」とか言ってて尚きつい。善弥って普段軽いノリだから分かりにくいけど、やっぱりすごく気にしていたんだな・・・駄目だよ上屋さん生徒をできそこない呼ばわりするのは！！
あとクリスティーかわいいね。お揃いの浴衣作ってもらってよかったね。
・睦
正直一番好き
あの～～～私、言ってなかったんですけど、実は睦が一番好きなんですよね。理由？俺はヤンデレが好きなんだ。しかも自己的で愛が暴走する系のヤンデレが一番好き。そう、君のことね。ありがとね。おかげで俺のヤンデレゲージがチャージされた。
絶対蓉司を自分のものにする！という気持ちは、多少メスのフェロモンでやられていたと思うんですけど、序盤の「なんで蓉司の友達は自分なのに、頼られる（親しいと思われている）のは哲雄なんだ！」という気持ちは本心だと思うんですよね。元々嫉妬深い性格なのかな？Fooooo～～～～～！！！！最高～～～～～！！！もうそういうめんどくせえ奴大好き（大胆な告白は童貞の特権）
ちなみに私、彼が大食いなのは蓉司のフェロモンを受けていた影響だと思っていたんですけど、どうなんですかね。なんか日に日に大食い度増していきませんでした？アイスだったのがハンバーガーに進化していきませんでした？気のせいかな・・・・
以上、感想でした。読んでくださりありがとうございました。
スイプー面白かったです。でも正直言うと、多分深淵まで理解できていない。俺は彼らの「永遠」をしっかり理解できていない。ただいま、色んな方の感想文を読んで勉強しています。人の感想文って本当面白いですね。
さて、キラル作品は残りラメントとドラマダになりました。この作品たちもプレイしたら記事を書くので、その日までお待ちください。
それではみなさんまた
P・S 一番可愛かったのはクリスティーとメリーちゃんでした（ただの動物好き）