「咎狗の血」感想【ゲーム全体まとめ】
どうも、玲威夜です。
今回は咎狗の血、ゲーム全体まとめ感想記事です。
前回、記事一覧は下記からどうぞ。
『咎狗の血 Windows 10対応版』
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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
1.ボリュームについて
当方、先にキラル最新ゲームである「スロウ・ダメージ」をプレイしていたので、キラルゲーム=ボリュームがすごいイメージがありました。
咎狗の血はさくっと終わります。攻略対象は4人+αで、シキとケイスケ以外はBADENDがないので、尚のこと早いです。
そのため、攻略難易度としてはとても簡単です。最初の共通ルートで各ルートに分岐すれば、あとはそのままハピエンまでクリックで完結します。
BADENDがあるシキとケイスケについても、ハピエン/バドエンに分岐後は比較的さくっと終わるので全ルート通して長さはさほど変わらないと感じました。
とは言っても性癖は「キラル」だったので、「手っ取り早くキラル性癖ごった煮ゲームしたい!」という方にはかなりおすすめです。
2.グロ、エロについて
スロダメと比較して申し訳ないですが、グロに関しましては比較的優しい方だと思います。もちろん、デスゲームですので死亡や血液の表現は多々ありますが、シーンとしては長くないので軽めです。拷問のような痛みよりはぐしゃっと死ぬ描写のほうが多い印象でした。
エロに関しては王道のラブラブ?エロと、まさにキラルの痛みエロの二極化していました。特に後者が多いイメージ。キラルの「痛みで感じる」は咎狗の血の時点で確立されていたんですね。勉強になりました。
BLゲーム特有の「グロ」、でも18禁だからあるよね「エロ」、しかしそれだけではない「特殊性癖」を兼ね備えた、まさに初心者向けのBLゲームではないかと個人的には思います。え?臓物エンド?
それも含めての初心者向けでしょう
3.各ルート感想
各ルートの感想をさくっと書いていきます。
・ケイスケルート
(ハピエン)
幼馴染王道エンドだと思います。個人的に一番好きでした。
幼馴染はクソデカ感情を抱いてる方程式、こちらのゲームでも適応されましたね。でもあんなにおどおどしているケイスケが、あんなどす黒い感情を抱いているなんて知りませんでした。
でも治安最悪の場所へ向かう親友を当然のように追ってくる時点で「愛」ですよね。まあ、万が一はぐれたとしてもケイスケくんはアキラの「におい」が分かるので問題ないね!
最後めちゃくちゃバカップルでおじさん嬉しかった。そのまま幸せになれ
(ドライバーエンド)
勝手に名付けましたが、ドライバー突っ込まれた際にそのままフェラして意識を手放すエンドです。あれってなんでドライバーなんでしょうね?みんながドライバーって言っていた意味が分かりました。そりゃあビビるわ。
いきなり親友が変貌してヤンデレと化したかと思えば、ドライバーって・・・・しかもフェラのアキラがエロ過ぎて五度見した。個人的にあのアキラがエロかった。口にちんぽ突っ込まれて泣いているアキラ可愛すぎ。
あのシーンで、「痛みで感じる主人公はキラルの性癖」であることを確信しました。ありがとうございました。
(臓物エンド)
お ま た せ
出ましたな伝説エンド。私、待ってた。今回見れてよかった。
でも思うんですよ。あのエンドって臓物を出すところが真骨頂じゃないんですよ。臓物を出して、アキラの色んな顔、死に際の顔を見て、憎悪を晴らせて「嬉しい」と思うケイスケじゃなくて、「愛おしい」と思うケイスケなんですよ。分かります?あれだけアキラが憎い、アキラの苦しむ顔が見たいと言っておいて、実際に出てきた言葉は「愛してる」なんですよ。それが彼の本心なのですよ。
燃え~~~~~~~~~~!!!!!
勝手に燃えてろ
・源泉ルート
こちらはハピエンのみです。
個人的にどうやってラブへ持っていくかが分からないキャラでした。おっちゃん、面倒見のいいおっちゃんって感じで、既婚者で息子もいた人なので・・・・・・まさかおふざけ建前でちょっかいかけて、アキラが本気にしてそのまま突き進むとは。おい、そんな思春期みたいなことすんな。だからキラルは「駄目親父枠がある」とか言われるんだぞ。
でも私、キラルの損役の親父枠好きなんですよね。不器用な感じがGOODだし、分岐しない限り絶対に結ばれない2人が熱い。そんな関係性が好き。
墓までアキラを連れて行ってください。
・リンルート
源泉同様ハピエンのみです。
正直めちゃくちゃ面白かった。アキラに懐いてお人よしかと思いきや、本性をあらわにした途端に終始嚙みついていましたね。だから子猫ちゃんって呼ばれるんだよ。
最強の兄への復讐に燃える弟、本当に平成の王道ストーリーに心が躍ります。私、平成の人間ですので。しょうがないです不可抗力です。
自ら破滅の道を選ぶ彼と、必死に止めるアキラの図が唯一無二でしたね。
でも・・・・・なんで彼は受けだったんだろう・・・・・?私、彼の攻めが見たかったんですけど・・・・(私情)
リバは平成BLの特権
・シキルート
(ハピエン?)
ハピエンかは分かりませんが、シキがナノを倒してアキラがシキを守るエンドです。これ、ハピエンなんですかね?じゃあ、他がハピエン・・・・・?ん?いや、彼らが幸せなら全部ハピエンです。
私、このエンド大好き。あんなに暴君で俺様だったシキが戦意喪失して、代わりにアキラが守るって図が・・・・アキラにもシキを守ろうという気持ちが芽生えていることに。車椅子に座っているシキティの顔が儚げで独特のエロ・・・・失礼、綺麗さがありましたね!
(天下を取ったエンド)
勝手に名前つけてますけど、シキティが天下統一した「シキティ」エンドです。これが最も彼らしい。黒の軍服で独裁国家って・・・・・・
あ、余談なんですけど令和の中二くさい作品は大体黒軍服独裁国家セットなので、咎狗も例に漏れずそうだったって話ですね。くぅ~w分かってる~!
忠実な僕なアキラきゅんもかっこかわいいよ( ^)o(^ )!
おそらくこのエンド、プレイヤーは2人の関係性よりも軍服に燃えてますよね?絶対そうだよね。
(魔性のアキラエンド)
ここでもキラルの性癖を見た気がする。
クールだった彼が魔性の男へと変貌する・・・・どっかでも見たことがある・・・・・シキティの行いの一部始終を見るか否かで、忠実になるか反発?的になるかが変わるんですね。
絶対的な力の前に怯えていると思いきや、シーンが変わるといきなり魔性の男になってておじさんびっくりしちゃった。でもエロいよ。部下たちがメロメロになるの分かるよ。こわいよアキラァ~・・・・・
・ナノルート
謎に包まれた男の真相が明らかに。人生に絶望して投げやりになっていましたが、アキラに救ってもらってよかったね!
全キャラ攻略後だったので各々の心境が分かって苦しみました。でも今までアキラを助けてくれたナノですから、報われたっていいじゃないですか!
アキラによって希望を取り戻した彼の声色が明らかに変わった演技、とても良かったです。そんな声出せたんけ!?ってなりました。今までがどれほど絶望していたのかが分かりました。
余談ですが、毎回「お前は何色に染まる?」って聞いてくるので、チュートリアルキャラかと思っていました。すみませんでした。
感想記事は以上となります。読んでくださりありがとうございました。
咎狗の血、楽しかったです。ほんま平成の血が騒いだ。刮目せよ、これが平成のBLだ。これがキラルの性癖だ。いいな。
ということで、咎狗の血の感想記事は以上となりますが、キラルゲームはラメントとスイプーが未プレイなので、プレイ記事がアップされた際には読んでくださると幸いです。
それではみなさんまた
P・S 俺はやっぱりケイスケが好きだったよお前ら