【中盤】「図書室のネヴァジスタ」感想part2
どうも、玲威夜です。
今回はプレイ中のゲーム「図書室のネヴァジスタ」感想part2でございます。
前回の感想は下からどうぞ
『図書館のネヴァジスタ』
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※がっつりネタバレがありますので、ご注意ください。
それでは続きからです。
和泉くんを手懐けた賢太郎から槙原へ視点が移動します。
学校で行われる創立祭を楽しみにしている槙原ですが、教員から掃除道具を渡され「屋上を掃除しろ」と言われます。例のパワハラですね。「お前は学園祭出ずに屋上に籠っとけ」というわけです。
ここまでくると、パワハラ云々ではなく「外部の人間に槙原を見られてはまずいのではないか」と思いました。それか「お前に創立祭を楽しむ権利はない」というパワハラなのでしょうか。かわいそう
しかし、僕は思いました。こんなイベントシーン盛りだくさんであろう祭りで、主人公が屋上に籠るだけで終わるわけないだろうと。
そう、それはもちろん・・・・
サ~~~~ボるんだよ~~~~ん!!!
当たり前だよなあ?
つーか、完璧に仕事(1日屋上に籠る)すると色々とまずいんだよなあ・・・嘘つけ、絶対伏線回収出来ずに詰むゾ!BADEND待ったなし
おさぼりんした槙原は幽霊棟5人の各メンバーたちの元へ遊びにいき、その中でメンバーの親族やマル秘エピソードを聞けたりします。ほらみろ、絶対仕事サボらないとまずいゾ!
舞台が山奥の男子校ということもあり、ここぞとばかりに女の子を口説きまくる白峰を見ていると、心が若返った気がしました。まあ、女子全員に対する口説き文句が、コピペ並みに同じだったので草が生えたんですが。
ここで、おじさんの大本命である和泉くんが中々のプレイボーイであることが発覚します。
流れるように女子を口説いてキスし、時間になったら1ミリの未練もなしにバイバイする様子を見た童貞はというと
・・・・・・・・・・?
ウッ、頭が
和泉くんと似ているお兄さん、おじさん知ってる。
和泉くんの後に瞠くんのところに遊びに行きました。
ここから僕自身の話になるんですが、ネヴァプレイ中に我が家のエンジェル(犬)が後ろで吠えたので、僕は振り返って犬の方を見ていました。そのタイミングでやってきた嫁が、僕のPC画面を見て硬直しました。
今回のゲームは、BLでもなければエロゲでもないので、画面を見られることに抵抗もなかったですし、仮にBLだと誤解されたなら「BLゲームじゃありませ~~~ん」と煽ろうか言おうと思っていたんですが、
いやそんなことある?
どういうことか説明すると、
犬が吠える→振り向きながらクリックする→この姿の瞠が登場する→気付いていない僕&たまたま見た妻
いやそんなことある?
これが久保谷瞠ちゃんですか
この瞠おっぱいの正体は水風船らしく、どうやら試行錯誤した結果、一番本物に近いため採用されたらしいです。
こういうアホっぽい感じが最高に男子高校生らしくて好きですね。確かにそこは大事。一番重要。水風船が一番リアルなんですね。
ふーん・・・へえ・・・
全員のところへ遊び行った後、槙原は「岡崎」という男が学校へ来ていることを知ります。
この「岡崎」は、槙原が転勤してくる前にいた教師で、幽霊棟のメンバーによって辞めさせられたと噂されています。その上、以前槙原がコンタクトを取った際、徐々に狂い始め、獣のような呻き声で叫び出すという・・・まあ、要するにやべえ奴です。
ちなみに、このやべえ奴は「辞めさせられた」らしい幽霊棟メンバーに強い恨みを持っています。
そのやべえ奴が学校に来たと聞いた槙原は、幽霊棟のメンバーに知らせようと考え、ここで場所の選択肢が5つ出ます。
こういうゲームに慣れている方なら分かるでしょうが、各メンバーがいるであろう場所が書かれています。
僕は、和泉くんが好きでずっと口説いていたので、彼がいるであろう「教会」を選択しようと思いましたが、こういう際に機転を利かせれそうな茅に話そうかと考え、「生徒会室」を選択しました。
はい、察しのいい方なら既に気付いたでしょう
BADENDでした
当たり前だよなあ?
いいですか?「浮気」は駄目なんです。それはゲームでも同じです。
ずっと和泉くんを口説いていたくせして、いざという時だけ茅にチェンジしてもダメなんです。
常日頃の行動が、こういったピンチの際に響いてくるんです。ここは、和泉くんを「信じる」のが大事なんです。
余談ですが、おじさんは某ゲームでも彼氏に浮気した結果、誘拐&拷問を食らいました。
浮気はしちゃ駄目!おじさんとの約束だよ!!
あ、ちなみにこのBADENDの結末ですが、幽霊棟メンバー全員が手を繋いで首吊り自殺をします。槙原は行方不明、メンバーの遺体を見つけた賢太郎はショックのあまり気が狂うという、まさにBADENDです。
自殺した原因ですが、今の僕の知識じゃ全く分からないです。
真相を知れば分かるんでしょうが・・・・大体辻村が言う「清史郎はどちらにしろ今日死んでた」だの「俺が殺したんだ」だの・・・分かんねえ~~~~何が言いてえんだよ~~~~
気を取り直して、和泉がいる教会を選ぶと話が続きます。
かなり話を集約すると、槙原が岡崎に誘拐されて拷問(?)を受けます。
槙原を人質に取られた幽霊棟のメンバーは、岡崎の要求通りに彼の前に現れ、油を被りライターを付けようとしますが、ここで救世主賢太郎が現れます。
実は、このシーンの前に絶賛監禁中の賢太郎はメンバーから「俺らに力を貸してくれ」と頼まれていました。
で、賢太郎は拘束器具から解き放たれた上に監禁相手を助けないといけないので、「は?逃げるわ」と考えていますが・・・・・
逃げるか助けるかはプレイヤーが決めます。
(^_-)-☆
なんでしょう。このゲームをしていると「重大な選択は自分でしないと駄目だ」「責任から逃げるなよ」というアツゥイメッセージが伝わってきます。
そうだね、そうだわ・・・・そらそうだ・・・・俺が彼らの運命を決めよう
賢太郎が来ることによって槙原、幽霊棟メンバーは助かり、岡崎はその後自殺します。
なんだろう・・・・こう結末を知ってしまうと、もし「逃げた」時のことを考えるだけでブルーになる。これ、まさかEND回収の2周目がきついのでは・・・?
なんだかキャラを知った上で殺す選択肢を迫られ苦しむことで有名なアンダーなんとかってゲーム思い出しますね。
一連の騒動が終わった後、救急車で運ばれた槙原は無事復帰します。命をかけてお互いを守った槙原と幽霊棟メンバーですが、ある出来事がきっかけで亀裂が入ります。
と言うのも、槙原が岡崎に捕まる前、メンバーから「近づくな」と言われていた「あかずの間」と呼ばれる部屋に槙原が入り、そこで壁に書かれていた遺書を発見しますが、すぐにメンバーから追い出されます。
退院後、再び見に行くと綺麗に消されており、それを見た槙原は激怒します(槙原はメンバーが消したと思っています)。
恐らく、ここだけ読んでもいまいち分からないと思うので、かいつまんで説明します。
まず、槙原は過去に「古川」という教え子から刺され、死にかけています。理由は、古川が窃盗容疑をかけられていた際に槙原が彼を信じなかったからです。
要するに「なんで信じてくれないの!先生は信じてくれると思っていたのに!!!うそつき!!!」ってやつですね。
それから槙原は「いつだって子どもを信用してあげる大人、先生になろう」と決意し、この学校へ転勤しました。
この古川は現在行方不明、槙原はもう一度彼に会いたいと思っています。
で、先ほどの遺書に戻るんですが、この遺書の名前が「古川」であり、それを見た槙原・・・・そして上書きされるという結末。そのため、槙原はこの件で怒っているわけです。
こんなことがあったので、古川について知る人物を考えた結果、槙原は賢太郎にコンタクトを取ろうと考えます。
この2人は古川の事件で面識があり、被害者槙原とこの事件を書いた記者の賢太郎・・・という関係です。
槙原は色々あって賢太郎のことを嫌っていましたが、背に腹は代えられないと連絡をします。
しかし、お察しの通り賢太郎は絶賛監禁中です。代わりに「石野」という男が対応します。
石野は賢太郎と同じ会社で働いている新聞記者です。
同僚の賢太郎が戻らない上、槙原と話していくうちに幽霊棟が怪しいと思い、後日幽霊棟へやってきて、幽霊棟の各部屋を見せろ、と要求します。
もちろんメンバーは監禁している賢太郎の存在を隠そうとし、色んなことで時間を稼ごうとします。
石野はメンバーを煽るような発言を連発するため喧嘩になりかけますが、そこへ神波が登場します。
神波さん、今のところ凄くいい人です。ぜってえ黒だけど
神波は「いきなり部屋を見せろなんて怒っても当然」と、幽霊棟メンバーの肩を持ちます。
すると石野は神波のことを知っているみたいで、こんな発言をします。
石野「未婚の女性を孕ませる人間を私は聖職者とは思いません。その上、認知もしないから」
ん?
ま、待てよ・・・・いやただの童貞の予想だけど・・・・
神波って和泉の父親じゃねーの?
どういうこと!?と思いでしょうが、和泉はかなり神波に懐いています。
彼ら曰く、「昔近所に住んでいたから知っていた」らしいですが、あのツンケンな和泉が唯一といっていいほど、神波の前ではめちゃくちゃべったりで子どもっぽくなります。
和泉くんの母親の描写はありませんでしたが、姉の花は創立祭で登場しています。その上、和泉から「神波に会わないのか」というようなことも言われていました。
僕は、もしかすると「和泉花」は姉ではなく母親であり、父親が神波じゃないかと思いました。
花は和泉の姉で32歳、対し和泉くんは16歳・・・おかしくはないですね。神波も32歳なので・・・
あ、ちなみにですが、この石野は花の元セフレです。あーもうめちゃくちゃだよ。
でも、これだけカードが揃ってれば・・・・ねえ?違います?この文章を読んでいる既プレイヤー勢の顔が、私、気になります!
前々から分かっていたことではあるんですが・・・・
このゲーム、絶対誰も信用してはいけない。
信じれるのは己のみ
というわけで、今回はここまでです。読んでくださり、ありがとうございました。
このゲームのシリアスさ、面白さは「感想」という枠だけでは伝えることは出来ないんですが、なんとなくの雰囲気を掴んでいただけたら嬉しいです。
ちりばめられた伏線を徐々に回収するぐらい進めたので、恐らく今からが物語の真骨頂だと思います。非常に楽しみです。
このゲーム、謎がめちゃくちゃ多いんですよ。1つ1つ書いていたら時間がいくらあっても足りないぐらい多いです。
この際なので、現在描かれている謎について、僕が気になっているものをざっと書いていきます(ほんの一部です)。
・古川の遺書にあった「ネヴァジスタ」(そもそもネヴァジスタが何なのかが不明)
・神波が言っていた「ピーターパンの粉」(麻薬みたいな名前で草枯れる)
・幽霊棟メンバーの「清史郎(賢太郎の弟、例の事件の被害者)のために岡崎を辞めさせた」発言
・清史郎は昔「賢太郎」という犬を飼っていた描写
・岡崎の私物から出てきた槙原と古川のツーショット、写真の裏に書かれている意味不明の文章
そんな謎が謎を呼んでいる状況で、全ての伏線を回収すると思うだけでワクワクが止まりません。しゅ、しゅごい・・・・
謎を回収していない時点で凄さを実感しているので、既に神ゲー認定しています。ありがとうございます。
次回のネヴァ感想もよろしくお願いします。
それではみなさんまた
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