「THE FIRST SLAM DUNK」映画感想
最高だった
今回はスラムダンクの映画「THE FIRST SLAM DUNK」の感想を書いていきます。
実は、フォロワー姉貴にDVDをいただいて感想文を書こうと思い、うーんうーんと悩んでいたところ、この度復活上映されるということで映画館へ観に行きました。やっぴ~!!!タノチィ~!!!それと合わせての感想記事となります。
フォロワー姉貴のおかげで素晴らしい映画を映画館で観れたこと、大変嬉しく思います。本当にありがとうございました。
それでは早速書いていきます。
※ネタバレがありますので、ご注意ください。
1.ストーリーと映像について
構成についてですが、私はスラムダンクを全然知らない状態で映画を観ました。今回の映画の視点は宮城リョータで続いていきます。おそらく、本映画の主人公ポジションでしょう。
兄と一緒にバスケで遊んでいる幼少期からストーリーが始まり、兄の死をきっかけに次々変わっていく環境で紆余曲折ありながらも、強豪である山王高校と戦う様子が描かれています。
なので、観客の私たちはリョータの日常と試合を交互に見ていくことになります。
リョータの日常でじんわりとした気持ちになったかと思えば、何も考えれないぐらいスピードで繰り広げられる試合シーンに投げ込まれたりと情緒が忙しいです。それでいいんです。映画とはいかに観客を引き込めるかが勝負だと思っていますから、これぐらい観客を振り回してほしい。
話はちょっと逸れるんですけど、私、映画では絶対アクション系を観たいと思うタイプなんですが、理由がこれです。圧倒的なスリルと音響、映像で、その世界に引き込んでくれるからです。
スラムダンクはアクション映画ではないものの、それに近いものを感じました。
試合の完成度が凄いんですよマジで。音と動き、それが見事にリンクして織り成す試合のシュートやドリブル、時には呼吸や臨場感、緊張感の数々・・・・・もうこれは言葉に出来ません!見てくれとしか言いようがないです!
なので、私は映画館で観たとき、開始数秒で観にきてよかったと思いました。
音、映像、SE、すべて最高だった。特に試合のシーンは、自分が試合の真ん中にいるような感覚になるぐらいドリブル音がどこからかするとか、キャラの声とか、足音とか。もう言葉に出来ないぐらいの立体的で、ワクワクしましたね。
アニメは、基本2Dだけど3Dにも見える独特な映像だよね。ミックスしているのかな?私は全然詳しくないけど、少なくとも完全3Dではない感じですね。私はアニメはやっぱり2Dが好きな男なので、この激しいスポーツアニメなのに完全3Dじゃないところに、思わずにっこりしてしまった。
2.キャラについて
・宮城 リョータ
この映画の主人公かな?一番出番が多く、彼の視点が多い印象でした。
私は一人っ子なのでされたことないですが、常に兄貴と比べられるの辛いやろうなあ・・・・しかも兄貴のほうが優秀という中、劣等感にも負けずに大好きなバスケに打ち込むその姿、最高にカッコいいですありがとうございます。
チャラチャラしているように見えて心の中では怖がっているところとか、何かとお兄ちゃんとの思い出に浸って泣いちゃうところとか、もうね、可愛いね。あとでちょっと触れますが、私、母親ポジでリョータのことを見ていましたね、はい。
・桜木 花道
そういえば、花道って主人公じゃなかった?(混乱)お調子者で、作中一番笑わせてくれました。
初めて4カ月とは思えない身体能力の天才っぷりを発揮してくれたかと思いきや、ダブルドリブルとかいう初心者並みの反則も決めてくれる、流石本編の主人公って感じでした。
全員に激励を送ったり、監督からの務めを果たしたりと、お調子者ながら確実なキーマン。最後は背中の痛みがありながらもシュートを決めたアツゥイ男。そこに痺れる憧れるゥ!
流川と仲悪いの可愛い。
・赤木 剛憲
みんな大好きゴリ。私が大好きゴリです。
真面目なんですよね彼。図体が大きい彼は懐も大きく、みんなを支えてくれる大黒柱って感じですよね。でも彼は彼なりに悩みを抱えているシーンも垣間見れて、非常に人間臭くて嬉しかったです。やっぱり嫌味言われて流せていたわけじゃないんだね。
でも人間性が高過ぎて、とてもじゃないけど高校生に見えない。え?顔?顔はカッコいいだろ!老け顔言うなふざけんなイケメンだろゴリは!!!!
・流川 楓
クールと思わせて熱い男、好きだよ。1年にしてエースで・・・・憶測で申し訳ないけど、そういう人ってプライドが高いから「自分で行く!」と思うタイプが多い印象の中、最後はライバル?ムカつく相手?である花道にパスするところ、激アツっすね!!!!!おおお!!!となる。途中から大覚醒するのカッコよすぎ。
でも彼だけリョータとの過去シーンで「あいつ倒したい!」と言っただけで、特に楓にスポットライトが当たらなかったので悲しかったです。もっと絡んでええんやで。原作だと分かるのかな・・・・
・三井 寿
中学のロン毛時代から既に「こいつって寿くんじゃね・・・・?」と思っていましたが、本当にそうで笑いました(笑うな)いや髪型って印象変わるな~と思いました。申し訳ないけど、某BLゲームのロン毛くんを思い出してた。
元々バスケは好きだったんでしょうね。で、何かあってグレちゃったけど、改心してもう一度バスケに入れてもらおうってわけですね。拳で語り合ったリョータくんとはいい仲になりそうですね。
てか、声バチクソカッコいいなと思っていたら、私の大好きなキャラと声が一緒で笑った。ああ、そういうことね、完全に理解した。
フラフラして「手が動かない」と言っておきながら、3ポイントシュート決めるのカッコよすぎんかお兄さん。
3.特に好きだったシーン
・リョータが兄貴の遺品を見て泣くシーン
あの崖のところで高校生リョータが大泣きするシーンですね。私はリョータを母親のポジションで観ていたので、兄貴の背中を見ていたリョータが「母ちゃんを困らせてばっかだ」つって泣くのが、本当にもう、兄貴のこと大好きなんだなって感じが伝わって、懺悔する気持ちも相まって俺が泣きそう。
でもそんなところも成長のワンシーンと捉えると、いい経験だな~と思いました。もうバイクでスピード出しちゃ駄目だよ!
・ゴリが河田と対峙するシーン
明らかにライバル視していた河田と対峙した際に、切り込むかどうか迷い仲間にパスしたシーン。
これは逃げなのか?とも捉えれるこのシーン、私は感動しました。普通だったらあそこで対決したいと思うんですよ。ちょっと馬鹿にされたりするとムカッときて、突っ込みたいところを抑えて仲間にパスする。冷静に無理だと判断して仲間にパスできる、それを当然のように出来るゴリはやっぱりすげえなと思いましたね。私は尊敬しました。
・安西先生の名言
やはりこの名言はいいですね。子どもの頃はネットミームの一つだと思っていましたが、大人になってそのシーンで聞くと全然違う感覚になりました。どれだけ点差が開いてもみんなから飽きられても、何一つ諦めていなかったのが監督の安西先生です。
諦めること自体が試合終了ならば、諦めなければ試合は続き、いつかは勝てる未来があるかもと思わせてくれる言葉ですね。私はその言葉を糧にブログのエラー対応頑張りました。ありがとうございました(何の話?)
・花道と流川のハイタッチ
やっぱりこれはランクインするでしょう。最後の最後、仲が悪かった二人が瞬時に判断して連携して取った点数で逆転勝利。流石の二人もハイタッチ!これで仲直り!かと思いきや、次の瞬間にはまた「フンッ」といって仲間割れ。二人らしくて微笑ましいね。熱いね!
以上感想記事でした。読んでくださりありがとうございました。
いや~面白かったです。原作全然知らなかった私がこの映画を見た後に原作漫画を調べる程度には面白い映画でした。完全初心者でも楽しめる映画構成、すごいな~!そりゃあヒットもするし、他の人にも勧めやすいわけだ。
みなさんも機会があれば観てみてください。
最後に
おすすめしてくれてDVDを布教してくれたフォロワー姉貴、遅くなって本当に申し訳ないです。言い訳になりますが、色々書きたいことに語彙力がついて行かず、更新しようと思える記事になるまで時間がかかりました。
今回、映画館で観たことで、あの音響や臨場感の数々で突き動かされ、たどたどしながらも勢いで書けた記事になりました。映画を何回も観たプロ姉貴なら、私の言いたいことは汲み取ってくれるだろうという甘えもあります。マジで申し訳ない。
冒頭でも言いましたが、姉貴が布教してくれたおかげで、今回この素晴らしい映画を映画館で観ることが出来ました。本当に唯意義な2時間でした。素晴らしかった。また来年も映画あったら観に行きたいと思うぐらい良かったです。
またおすすめの作品があれば布教してくれると嬉しいです。重ねてになりますが、遅れて申し訳ございませんでした。
そして、素晴らしい作品の布教、ありがとうございます。
玲威夜より
それではみなさんまた
P・S 私はゴリ派という話をしましたが、妻もゴリ派でした。
みんな大好きゴリ